山上憶良伯耆守赴任1300年記念事業 シンポジウムOKURAを開催しました
日 時 平成28年9月10日(土)13時~15時30分
場 所 倉吉未来中心 小ホール(倉吉市駄経寺町212-5)
主 催 倉吉市・倉吉市教育委員会
基調講演 仁田原秀明 氏(前福岡女子短期大学学長)
シンポジウム 仁田原秀明 氏
平井 伸治 氏(鳥取県知事)
坂井 秀弥 氏(奈良大学教授、元文化庁記念物課主任文化財調査官)
牧 尚志 氏(社自治公民館協議会長)
長谷川文子 氏(朗読ボランティアやまびこの会)
福井伸一郎(倉吉市教育委員会教育長、コーディネーター)
来場者数 250人
シンポジウムOKURAは、平成28年度国庫補助事業 地域の特色ある埋蔵文化財活用事業の一環として実施しました。
霊亀2(716)年に万葉歌人山上憶良が伯耆守として赴任してから1300年の節目となる今年度、憶良と伯耆国府の紹介・解説をとおして伯耆の歴史・文化を学び、また発掘調査の成果や地元での取り組みから、文化財保護の意識を高めることを目的として開催しました。
仁田原秀明氏による基調講演「山上憶良の魅力」、シンポジウム「今よみがえる山上憶良」を行ったほか、会場外では伯耆国庁跡や不入岡遺跡、大御堂廃寺跡の発掘調査で出土した遺物の展示や解説パネルの掲示を実施し、多くの来場者が興味深く展示を見入る姿がありました。
今回のシンポジウムは有名な万葉歌人山上憶良がテーマということもあり、埋蔵文化財に興味のある方々以外の多くのお客様にもお越しいただき、山上憶良と倉吉の関係、伯耆国府跡とその現状・課題について、よりたくさんの方々にアピールできました。
伯耆国庁跡の整備についての話題が度々上がったことでも、国庁整備に目を向ける大きなきっかけとなりました。
ご来場者アンケートからも、憶良や伯耆国について今までにない多方面からの話を聞くことができ、憶良や伯耆国に対する関心が深まったという声が多数ありました。基調講演では93.3%、シンポジウムでは78.9%と、ほぼすべてのご来場者にご満足いただき、大好評のイベントとなりました。
アンケート結果は下のリンクからご覧いただけます。
基調講演「山上憶良の魅力」
シンポジウム「今よみがえる山上憶良」