更新日:2021年8月16日
決算カードについて
決算カードは、毎年度実施される決算統計の集計結果に基づき、各都道府県・市町村ごとの歳入歳出決算額、各種財政指標等の状況を1枚のカードに取りまとめたものです。総務省の定める会計区分（普通会計）・方法で集計するため、倉吉市の会計ごとの決算額とは一致しない場合があります。
普通会計
普通会計とは、公営事業会計以外の会計を総合して一つの会計としてまとめたものです。地方公共団体の会計区分は団体ごとに異なるため、地方財政状況の統一的な把握や自治体間の比較ができるよう決算統計で用いられる会計区分です。
倉吉市の普通会計は、一般会計、老人保健事業特別会計、住宅資金貸付事業特別会計、高齢者・障害者住宅整備資金貸付事業特別会計、土地取得事業特別会計、上井羽合線沿道土地区画整理事業特別会計の6会計で構成されています（老人保健特会及び上井羽合特会は平成24年度限りで廃止）。
普通会計の純計処理
純計とは、統計などにおいて重複した部分を除いた総計のことであり、普通会計では、各会計の歳入歳出額の単純合計額から会計相互間等の重複額（財源の繰入繰出など）を控除します。
歳入歳出額の再整理
決算統計では、総務省の定めた統一的な方法に基づき、歳入の性質、歳出の目的・性質を再整理します。
（例）
歳入：保育所運営費負担金（一般会計・負担金）→私立分は負担金、公立分は使用料へ分類
歳出：児童遊園地管理費（一般会計・土木費）→民生費へ分類
その他留意点
決算カード上の職員数等については、決算年度の翌年度の4月1日現在の数字となっているため、人件費の増減とは対応していません。