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更新日:2021年8月16日

平成25年3月4日

平成25年度当初予算案の概要

平成25年度予算市長査定

1.概要

  • 一般会計の予算総額は265億5,736万円で、24年度当初予算に比べ5億2,677万円上回った。(対前年度比+2.0%)
  • 特別会計の予算総額は153億6,991万7千円で、24年度当初予算に比べ6,633万1千円下回った。(対前年度比△0.4%)
  • 平成25年度の予算は、第11次総合計画「“くらしよし”ふるさとビジョン」に掲げた将来都市像である「愛着と誇り 未来いきいき みんなでつくる倉吉」の実現に向け、本総合計画に掲げる諸施策の計画的かつ総合的な推進に基づく取り組みを展開していく。
  • 総合計画の目標達成のため、次の4目標について、まちづくりの基本目標として取り組む。
  基本目標1 いきいきと働くことができるまち【産業】
  基本目標2 いつまでも健やかに過ごせるまち【福祉・健康・人権】
  基本目標3 活力に満ち、豊かな心と文化が息づくまち【教育・文化・コミュニティ】
  基本目標4 安全・安心で快適に暮らせるまち【生活基盤・環境・防災】

 基本目標の施策については、次世代に誇りと自信を持って継承できる倉吉市の確立を図るため、特に次の事業等を最重要の取り組みとする。

  1. ?災害に強く、安全・安心なまちづくりを推進する事業
  2. ?雇用の創出並びに活力ある産業を振興する事業
  3. ?地域資源を磨くとともに新たな魅力を発掘し集客力を高める事業
  4. ?次代を担う子どもたちの育成並びに郷土への愛着と誇りを育む事業
  5. ?安心して子どもを育て、高齢者がいきいきと暮らせる活力ある地域づくりを推進する事業

2.歳入

  • 市税収入は、24年度に比べ4,155万9千円減の55億2,488万3千円(対前年度比△0.7%)と見込んだ。主な減額要因は、都市計画税の廃止により1億1,280万円減額となることによる。
  • 地方交付税については、対前年度比3.8%減の77億円と見込んだ。地方財政計画が2.2%減であることに対し、本市が3.8%減となっている要因は、24年度交付決定額に対し、基準財政需要額が8,000万円程度減額すると見込んだことによる。
  • 分担金及び負担金については、1.7%減の3億2,478万5千円と見込んだ。その主なものは、保育所運営費負担金2億7,475万2千円(対前年度+13万4千円)、土地改良事業費分担金1,489万円(対前年度△329万円)などを見込んだ。
  • 国庫支出金については、対前年度比18.2%増の37億1万5千円を見込んだ。その主なものは、生活保護費等負担金9億2,835万1千円(対前年度△625万1千円)、地域の元気臨時交付金5億2,449万2千円などを見込んだ。
  • 県支出金については、対前年度比2.4%増の20億4,277万8千円を見込んだ。その主なものは、自立支援給付費負担金2億9,605万2千円(対前年度+4,895万2千円)、国民健康保険基盤安定負担金1億4,617万9千円(対前年度+113万3千円)などである。
  • 市債については、対前年度比32.9%減の22億873万7千円を見込んだ。その主なものは、小中学校耐震補強事業に伴う市債3億7,570万円(対前年度+2億7,910万円)、臨時財政対策債9億5,143万7千円(対前年度+1,773万8千円)、新福祉センター整備事業に伴う市債1億5,200万円である。主な減額要因は防災行政無線デジタル化事業の完了により7億7,210万円減額となることによる。

 

区分 平成25年度
当初予算(1)
平成24年度
当初予算(2)
増減
(1)-(2)
前年度
対比
市税 5,524,883 5,566,442 △41,559 △0.7%
地方交付税 7,700,000 8,000,000 △300,000 △3.8%
分担金及び負担金 324,785 330,543 △5,758 △1.7%
国庫支出金 3,700,015 3,130,756 569,259 18.2%
県支出金 2,042,778 1,993,955 48,823 2.4%
市債 2,208,737 3,290,399 △1,081,662 △32.9%
うち臨時財政対策債 951,437 933,699 17,738 1.9%
一般会計歳入合計 26,557,360 26,030,590 526,770 2.0%

※地方交付税 + 臨時財政対策債
 8,651,437千円(対前年度比 △282,262千円、 △3.2%)

3.歳出

  • 人件費については、36億2,727万8千円と24年度に比べ1億3,265万4千円、3.8%の増となっている。これは退職手当(3億2,312万円、対前年度+1億3,004万8千円)の増額が主な要因である。
  • 物件費については、29億1,267万9千円と24年度に比べ4,095万5千円、1.4%の減となっている。これは、震災等緊急雇用対応事業・重点分野雇用創出事業(4,636万5千円、対前年度△2,725万5千円)、河北中学校移転事業(16万5千円、対前年度△4,365万6千円)、地域住宅交付金事業(2,040万9千円、対前年度△2,616万円)の減額などが主な要因である。
  • 扶助費については、57億4,646万6千円と24年度に比べ1億8,218万8千円、3.3%の増となっている。これは、自立支援給付(12億1,087万3千円、対前年度+1億9,241万2千円)の増額が主な要因である。
  • 補助費等は、29億3,549万5千円と24年度に比べ2,805万円、1.0%の増となっている。これは、中部ふるさと広域連合負担金(13億3,088万2千円、対前年度△5億1,071万8千円)の減額、企業立地促進補助金(4億8,201万5千円、対前年度+3億7,686万5千円)の増額が主な要因である。
  • 普通建設事業費は、24億4,684万2千円と24年度に比べ1億2,363万3千円、4.8%の減となっている。これは、防災行政無線デジタル化事業(皆減、対前年度△7億9,910万円)、河北中学校移転事業(3,137万7千円、対前年度△4億8,033万2千円)並びに河川整備(皆減、対前年度△5,515万6千円)の減額、企業誘致(2億857万7千円、対前年度+1億7,839万7千円)、防災センター整備事業(4億7,631万4千円、対前年度+4億4,680万5千円)、小中学校耐震補強事業(4億7,518万円、対前年度+3億1,468万円)並びに新福祉センター建設費助成事業(1億6,000万円)などによる増額が主なものである。

4.基金の状況

 24年度末残高見込48億3,111万3千円に対し、財政調整基金の取崩などを行うことにより、平成25年度末残高見込を43億4,672万4千円と見込んでいる。

5.主要事業 <☆印:新規事業>

基本目標1 いきいきと働くことができるまち【産業】

  • ?次世代につなぐ地域農業バックアップ事業
    (将来に向け集落農地を維持するための支援) 1,373万1千円
  • がんばる農家プラン支援事業
    (県の認定を受けた営農プランに取り組む農業者を支援) 3,328万7千円
  • ☆畜産振興対策事業(畜産農家の経営維持改善を支援) 160万3千円  
  • 緑の産業再生プロジェクト事業 1億1,375万6千円
  • 青年就農給付金事業(就農直後(5年以内)の独立・自営青年農業者を支援) 900万円
  • 経営所得安定対策推進事業 1,511万2千円
  • 企業立地促進補助金 4億8,201万5千円
  • ☆西倉吉工業団地貸工場整備 2億5,166万8千円
  • 地域総合整備資金貸付(ふるさと融資) 1億2,300万円
  • 市場開拓支援事業 400万8千円
  • ☆商店街活性化対策 553万円(新規部分は、貸主による改装費への補助100万円)
  • ☆地域資源活用新事業創出事業費補助金 120万円
  • はこた人形後継者育成事業 269万5千円
  • ☆地域産業活性化推進 808万8千円(新規部分は、起業者支援等)
  • ☆関金温泉活性化事業
    (関金温泉グランドデザイン策定、湯中運動推進、若女将による活性化) 803万9千円
  • ☆がんばる観光地支援事業(観光資源の掘り起こしと有効活用) 299万円
  • ☆観光案内アプリケーション整備事業 98万8千円
  • ☆農村型体験旅行推進事業 318万円
  • コンベンション等誘致支援 443万4千円
  • 観光情報発信事業 182万7千円
  • くらよし観光・MICE協会運営支援・活動推進 2,964万5千円
  • ☆第53代横綱琴櫻記念館運営・整備事業 728万3千円
  • ?

基本目標2 いつまでも健やかに過ごせるまち【福祉・健康・人権】

  • ☆新福祉センター整備 1億6,000万円
  • ☆職場適応訓練委託 99万円
  • ☆生活保護適正化推進員 218万7千円
  • 幼稚園教育振興 1,722万3千円
  • 認定子ども園 820万8千円
  • ☆介護基盤緊急整備費補助金 1,731万6千円
  • ☆施設開設準備経費助成特別対策事業費補助金 2,700万円
  • ☆福祉のまちづくり推進事業費補助金 200万円
  • ☆認知症にかかる支援体制整備事業 146万1千円
    (新規部分は、成年後見支援センター設置委託123万9千円)
  • ☆地域支え愛活動支援 156万6千円(新規部分は、わが町支え愛活動支援事業補助金100万円)
  • ☆不妊治療費助成 490万円(新規部分は、不育症治療費助成30万円)
  • ☆個別予防接種 9,224万9千円(新規部分は、水痘ワクチン助成209万5千円)
  • ☆がん検診 6,151万8千円(新規部分は、40・60歳検診無料化86万4千円)
  • ☆健康診査 294万9千円(新規部分は、歯周疾病検診100万円)
  • 高齢者健康増進対策事業(市営温水プール利用無料化事業) 150万円
  • 隣保館運営(5館) 4,931万5千円
  • 男女共同参画推進 51万2千円
  • 部落解放研究集会、解放文化祭 80万4千円
  • 人権啓発推進事業 719万5千円

基本目標3 活力に満ち、豊かな心と文化が息づくまち【教育・文化・コミュニティ】

  • 輝く人材育成事業 130万円
  • 集団適応検査 217万2千円
  • 小中学校耐震補強事業 4億7,518万円
  • ☆小中学校空調設備設置 5,337万2千円
  • 体育施設AED設置 68万円
  • ☆関金B&G海洋センター 上屋付プール及び管理棟解体整備 1,705万1千円
  • ☆旧倉吉町水源地ポンプ室建物保存修理 2,081万6千円
  • ☆ジュディ・オング倩玉 木版画の世界展 200万1千円
  • ☆前田寛治大賞展 87万7千円
  • ☆大伯耆国展 69万2千円
  • ☆公民館AED設置 68万円
  • くらすけくんPR事業 162万3千円
  • 集落支援員活用事業 583万2千円
  • コミュニティ助成事業費補助金 2,490万円
  • 元気の出る地域づくり支援 1,950万円
  • 自治公民館施設整備事業費補助金(整備費の16%補助) 209万5千円
  • ☆市制施行60周年記念式典 2,330万9千円

基本目標4 安全・安心で快適に暮らせるまち【生活基盤・環境・防災】

  • 過疎地有償運送運行補助金 61万円
  • 倉吉打吹地区街なみ環境整備 2,877万2千円
  • 橋梁長寿命化事業 3,132万5千円
  • 大坪住宅建替事業 6,071万3千円
  • 市有施設等耐震化事業 1,218万円
  • ☆地域の元気づくり事業(道路整備等) 5,440万円
  • 農地を守る直接支払 1億237万9千円
  • LED化の促進(街灯、庁内照明、パークスクエア照明) 1,106万4千円
  • 住宅用太陽光発電システム導入促進事業費補助金 2,800万円
  • ☆環境イニシアティブ推進事業 131万3千円
  • 防災センター整備事業 4億8,556万4千円
  • ☆急傾斜地崩壊対策事業 1,300万円
    (新規部分は、小規模急傾斜地崩壊対策事業測量設計業務1,000万円)
  • ☆シビックセンターたからや解体(設計業務等) 987万1千円
  • ☆空き家・危険家屋対策 398万5千円
  • ☆地域の防災力向上 738万2千円
    (新規部分は、洪水ハザードマップ・防災マップの作成335万7千円、
     自主防災組織消火栓整備補助金60万円)
  • 災害等資機材整備(消防ポンプ積載車、小型消防動力ポンプ) 2,050万円