田村 実早希さん 社会福祉法人 敬仁会は、1958(昭和33)年に設立されました。翌年には心身に障がいのある人たちを受け入れる救護施設「敬仁会館」が開設され、1983(昭和58)年には県下第1号の民間による特別養護老人ホーム 「ル・ソラリオン」を開設。現在は鳥取県内で高齢者施設6箇所、障がい者支援施設1箇所、救護施設2箇所、保育所3箇所と、様々な福祉サービスを提供し、東京都■飾区、足立区にも高齢者施設と保育所を運営しており、法人全体で1300名の職員が働いています。グループの社会医療法人仁厚会(P46参照)とも連携して、医療と福祉が一体となり、地域に根差した施設づくりに努めています。また、資格取得支援や、グループ独自で開催する「医療福祉学会」など人材育成にも注力。 「仁は人の心なり」という法人の理念のもと、地域社会とともに歩み、そして「テンダー ラビングケア(tender loving care)」と「スローライフ(slow life)」の2つの崇高な精神を胸にご利用者と向き合っています。 福祉の専門知識は問いません。私たちが重視するのは利用者に寄り添う「思いやりの心」です。専門的な知識や技術は入職後に一から身に付けることができ、新入職員研修にはじまり階層別研修、スキルアップ研修など教育制度が充実していて、介護福祉士などの資格取得もサポートしています。 私は障がい者支援施設「敬仁会館」で支援員として働いています。大学は県外に進学しましたが、家族の近くで暮らしたかったため地元での就職を考えていました。また、人と関わることが好きなので、利用者との関わりが多い福祉系の仕事を希望しました。 敬仁会には、合同企業説明会で質問がしやすくて雰囲気が良かったこと、また、通勤のしやすさから入職を決意しました。今では3年目となり、利用者の食事介助、入浴サポートなどの生活支援が主な仕事です。 仕事のやりがいは、利用者のできそうなことを考えて支援計画を立てて、結果としてその支援の方向性が間違っていなかったと感じた時。利用者がいつもより難しいワークに挑戦し「できた!」と喜び、自信を感じてもらえると、私たちも同じくらいうれしいです。今後は後輩ができたときに支援の根拠を理論立てて説明できるようになりたいです。お話をうかがった方WEBサイトhttps://www.med-wel.jp/ アットホームで、上司や先輩からのフォローが手厚い職場です。利用者への支援の仕方や対応で迷った時も、先輩に相談できるので安心です。障がい者支援施設の仕事について、イメージできない人も多いと思いますが、私自身も配置された時、まったくわからない状態でした。最初はわからなくても、人とのかかわりが好きならできる仕事だと思います!会社概要企業名 社会福祉法人敬仁会所在地〔本部〕〒682-0023 鳥取県倉吉市山根55電話:0858-26-3864創 業 1958(昭和33)年代表者 理事長 藤井 一博従業員数 全体:1,292名(内、市内事業所等528名)事業内容 福祉・介護、医療関連・医療機関/その他サービス田村 実早希さん障害者支援施設敬仁会館 支援員45満足いただける福祉サービス提供に努める仁を以ってご利用者の生涯に寄り添う求める人材は…聞かせて! センパイ未来の仲間へ社会福祉法人敬仁会
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