お話をうかがった方プラスチックシートは樹脂を加熱し、溶かしてシート状に成形します。その後、異物検査を経てロール状に巻き取って完成します。製造設備はオーダーメイド。お客様ごとに製品の仕様が決まっています。平らな厚みになるよう機械で測定。調整で切った端もリサイクルします。リサイクル端材A-PET原料https://hirokawa.holdings/hirokawa/hirokawa_material/A・Oさん 入社してまず研修を受けました。その際、自分が配属される部署の仕事だけでなく、それ以外の部署の仕事内容も各責任者の方から教えていただき、会社の業務内容や取り組みについて立体的に理解することができました。仕事についてわからないことを先輩方に質問したら、その答えだけでなく理由も教えてくださいます。自分も後輩たちに教えられるように、毎日の仕事を頑張っていきたいと思います。会社概要企業名 廣川マテリアル株式会社所在地 [鳥取倉吉工場] 〒682-0925 鳥取県倉吉市秋喜403-7電話:0858-29-5390 FAX:0858-29-5391創 業 2012(平成24)年代表者 代表取締役社長 廣川 信也従業員数 全体:26名営業品目 食品軽量容器用のA-PETシートを主力として、生分解性&バイオマスプラスチック、冷凍食品に用いられるPPシート及び食品のロングライフ化に寄与するPBPシート(バリアシート)など新素材の研究・開発WEBサイトひろかわまてりあるかぶしきがいしゃ教えてセンパイ!鳥取倉吉工場取締役常務執行役員酒井 康和 工場長鳥取倉吉工場足羽 博徳 副工場長お隣の㈱エースパックへ納品 当社は食品トレイを製造している㈱エースパック[P.10]と同じ廣川ホールディングス㈱のグループ企業です。2013(平成25)年に設立しました。 当社の役割は食品トレイの材料であるプラスチックシートを製造し、隣接する㈱エースパック鳥取倉吉工場含め、全国4工場あるグループ企業に材料を供給することです。プラスチックシートは樹脂を加熱し、溶かしてシート状に成形します。その後、異物がないか検査しロール状に巻き取って完成です。 当社では2種類のプラスチックシートを製造しています。ひとつはポリエステル樹脂でペットボトルと同じ素材です。もうひとつはポリプロピレン樹脂で、特に酸素に触れないよう加工することで食品の劣化を防ぎ、賞味期限が長くなり食品ロス対策となります。また、グループ企業内ででた端材を原料としてほぼ100%リサイクルしており循環型社会への取り組みが「もったいない」を防ぎます。 グループ会社の㈱エースパックに向け、透明プラスチックシートに特化して供給しています。㈱エースパック鳥取倉吉工場は当工場と隣接しているので、必要な材料を必要な量だけスピーディーに供給できます。 透明容器のメリットは、中にある食品が実際に見られること。表面に印刷して、季節にあわせた模様や絵柄が柔軟に表現できることです。 食品容器素材もエコ社会の一員ですプラスチック素材を循環しプラスチック素材を循環し「もったいない」を防ぐ「もったいない」を防ぐあ。これ、ウチで作っとる。ウチの会社のえ~とこ!11 廣川マテリアル株式会社
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