倉吉市企業紹介パンフ_製造業編
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お話をうかがった方原木を鋸(のこ)でカット。リフトで原木を積んだら、機械が自動で柱になるようカットします。鋸による裁断で表面がざらついた状態の木材を、モルダー加工機を使って削り、壁材や床材に加工。「仕上げがしっかりしたものが欲しい」という現場からの要望に対応します。高温乾燥機で乾燥させた木材。水分量を15%程度にして製材します。WEBサイトゆうげんがいしゃくめせいざいしょ教えてセンパイ!久米製材所門脇 一樹さん門脇 一樹さん表面裏面モルダー加工機 原木市場から原木を仕入れて建築材料として、柱や板になるよう四角く切るのが製材です。製材した木はハウスメーカーや工務店に納品しています。 まずお客様から図面をもらい、「こういう組み方をしましょう」などと話し合いをしながら、オーダーで製材します。以前は職人が手作業でやっていた事も、今は機械で行います。その結果職人の手間が減り、家が建つまでの期間も短くなりました。 原木を仕入れたら、製材してから高温乾燥機で2週間ほど乾燥させます。乾燥させることで木が割れたり釘が浮くことを防ぎます。 人気のある木材はヒノキ、スギです。何より当社のオススメは県内産の木。日本には山も木もたくさんあるし外国産の木も多いですが、地域のものは地域で使ったほうがいい。県内産の木は気候や環境に適しているので、建てた後の歪みも少ないです。地元の木を使うことで森も地域も守れると、SDGsの取り組みで学びました。 「久米製材所さんじゃないとダメ」って言ってくださるお客様もあり、嬉しいですね。当社の木材で家を建てられた方とのつながりがもっと感じられたらと思い、HPやSNSを活用しています。いろいろな方とつながる機会が増えて楽しいです。地元の職人さんや業者さんとコラボして商品ができたら…とか、模索しているところです。 社員同士は和気あいあいですが、時には本気のぶつかり合い。数年前にユニフォームを一新、2022(令和4)年に新工場も完成しました。使った木材は自社で製材した物です!https://kumeseizai.jp/  扱っているのは主に建築用の木材です。ハウスメーカーや工務店からの注文により、個人住宅、公共施設に使われています。 介護福祉施設の建物や、「打吹回廊」は当社が納品した木材が使われています。 会社概要企業名 有限会社久米製材所所在地 〒682-0601 鳥取県倉吉市下米積599電話:0858-28-2821 FAX:0858-28-2819創  業 1946(昭和21)年設  立 1969(昭和44)年代表者 代表取締役 門脇 義樹従業員数 8名営業品目 木材の製材および販売、建材販売SNSにも注力 『#久米製材所』で検索!山も木もたくさんあるけど…山も木もたくさんあるけど…オススメは県内産の木オススメは県内産の木あ。これ、ウチで作っとる。ウチの会社のえ~とこ!16 有限会社久米製材所

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