お話をうかがった方自動車産業には100年に一度と言われる技術革新が訪れており、それを支える製造現場の品質基準も高まっています。左が研磨前、右が必要な形状に研磨した後。ネジ穴など光っているところが研磨した箇所です。塗装後、研磨したアルミ部品。WEBサイトゆうげんがいしゃくわたせいみつこうぎょう教えてセンパイ!代表取締役鍬田 昌也社長取締役鍬田 大介さんM・Mさん 自動車のボンネットを開けてみてください。そこに当社で手がけた製品が入っています。エンジン部分に使われる金属部品を、工業用ダイヤモンドで必要な形状に研磨し、製品にしています。歪みはゆるされない、安全と信頼が求められる分野です。 アルミやマグネシウム、チタンといった「非鉄金属素材」と呼ばれる軽金属は、ドローンやEVの部品に使われ、時代にマッチした素材と言えますが、扱いが難しく、加工には高い技術が必要です。当社は、「絶対に鍬田精密工業で製造してほしい」と言ってもらえるよう、あえてこの難しいジャンルに挑戦し、加工技術を高めてきました。今では、創業当時から続く鉄(重金属)の金型製造に加えて、チャレンジからスタートした軽金属部品加工も、当社の得意分野にまでに成長しました。 さらに今後2~3年で技術は劇的に変わっていくと感じます。そんな未来に向かうのは平坦な道ではないけれど、だからこそ自分たちの仕事には夢があると思っています。 入社2年目です。機械加工を任されており、同じ部署の先輩からアドバイスを貰いながら日々勉強中です。仕事で分からない事があれば、先輩が丁寧に教えてくれるので安心して作業に集中できます。将来の話にはなりますが、後輩ができた時には先輩が教えてくださった指導を伝えていくのは勿論の事、機械加工の楽しさ・醍醐味を伝えられるような先輩になれたら良いなと思っています。https://www.kuwataseimitu.com/ 自動車や大型トラック・重機・バイク・船・農業機械・スマートフォンなどの部品を加工しています。自動車部品では電装品や発電機のカバーなど、エンジンルームに入ってる部品が多いです。非鉄金属素材だけでなく鉄の加工も手がけており、シャフト(エンジンの駆動力を車輪に伝える部品)の研磨も行っています。 当社で加工した部品は、アメリカで走ってる巨大なトラックのエンジンにも使われていますよ。 会社概要企業名 有限会社鍬田精密工業所在地 [本社]〒682-0834 鳥取県倉吉市東鴨33-1電話:0858-28-4958 FAX:0858-28-3691創 業 1979(昭和54)年代表者 代表取締役 鍬田 昌也従業員数 40名営業品目 自動車電装品、ポンプ・モーターブラケット、クランク(バランサ―)、シャフトの加工機械は人が作ったものだ。作っているから明日がある作っているから明日がある軽金属で未来の形を削り出す軽金属で未来の形を削り出すあ。これ、ウチで作っとる。ウチの会社のえ~とこ!20 有限会社鍬田精密工業
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