倉吉市企業紹介パンフ_製造業編
21/46

お話をうかがった方様々な形状のコンクリート池で養殖用の稚魚を育てています。池の水が黒く見えるのは、中で魚が泳いでいるためです。小泉川の水で育つわさび。最近の人気は「ひとり1本で使い切れる位の、小さいサイズ」と小椋社長 。養殖した川魚は、県内外に出荷している他、漁協組合の組合員として漁業法に基づいた稚魚の放流を行っています。 https://koizumigawa.com/WEBサイト代表取締役小椋 勝美社長 かぶしきがいしゃこいずみがわようぎょじょう教えてセンパイ!Y・Iさん[左] E・Mさん[右]ギンザケ(稚魚)ヤマメイワナ 関金町のわさび田は西日本最大級の規模ともいわれています。大山を源流とする小泉川の水で育ったわさびは絶品 ! …ですが、最近は「わさび」といえばチューブ入りを連想する人が多いですね(笑)。 1968(昭和43)年頃、わさび栽培や加工品の勉強のため県外の栽培地を視察していると、そこには必ず養魚場があることに気付きました。共通するのは冷たくてきれいな水。それなら関金町にもあるし私もやろう ! と、小泉川養魚場を始めました。ヤマメやイワナの養殖からスタートし、現在は海面養殖用ギンザケの稚魚も育て、境港市の水産業者に出荷しています。 スーパー等で販売している魚の多くは養殖なんです。当社で管理している渓流釣り場や渓流料理店「いわなや」で使っている魚も、当社が一生懸命に育てた川魚。自然のものから無理にとったものではありません。わさび栽培や養魚は、里山という環境を存分に活かした産業。この産業をもっと大きく育て、求められる需要に応えたいですね。 当社のわさびは、刺身の薬味として使う生わさびの他、醤油漬け・粕漬け・わさび味噌などの加工品にして、「関金特産センター」や鳥取県中部の土産物店や道の駅などで販売しています。 また、当社で管理している「清流遊YOU村フィッシングセンター」では、レジャーフィッシングが楽しめます。 [Y・Iさん] 養魚場の近所で育ったので、子どもの頃から当社のことは知っていました。社員も昔から知っている方が多いし、優しい方ばかりで働きやすいです。小さい頃から魚が好きなので、好きなことと仕事が一緒。どの業務を担当していても楽しくて、毎日が最高です![E・Mさん] Y君と同じで、子どもの頃から魚が大好き。専門学校に進学し魚の飼育について学びました。病気や生態など、学校で学んだことが活かせています。一番好きな業務は、餌やり。魚たちが喜んで食べていると僕も嬉しくなりますね(笑)。これからもずっと魚と関わっていきたいです。会社概要企業名 株式会社小泉川養魚場所在地 [本社]〒682-0433 鳥取県倉吉市関金町小泉292ー1電話:0858-45-2900 FAX:0858-45-2902[関金特産センター]〒682-0401 鳥取県倉吉市関金町安歩81ー1電話:0858-45-2621創  業 1968(昭和43)年代表者 代表取締役 小椋 勝美従業員数 16名営業品目 淡水魚の養殖・販売・加工、飲食業、わさびの生産・加工・販売、米作(コシヒカリ)豊かな自然のパワーを存分に活かすわさび栽培と養魚場はわさび栽培と養魚場は小泉川が育む里山の産業小泉川が育む里山の産業あ。これ、ウチで作っとる。ウチの会社のえ~とこ!21 株式会社小泉川養魚場

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る