倉吉市企業紹介パンフ_製造業編
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お話をうかがった方企業秘密が詰まっているので、社内撮影はNG。絹糸屋を営んでいた時代から現在に至るまでオペレーターの多くが女性です。樹脂のスリーブ(絶縁被覆)をはめ込む前の圧着端子。規格は数百種類あり、月に100万個以上生産している製品も少なくありません。胴体メッキ塗装した金属取締役戸﨑 隆之社長 ※イメージです※イメージです※イメージですゆうげんがいしゃとさきせいさくしょ教えてセンパイ!電線を差し込む側➡R・Tさんぜつえん ひ ふく つきあっちゃくたん し絶縁被覆樹脂製のスリーブ 当社は明治時代、絹糸屋を営んでいました。昭和30年代に繊維業が衰退しはじめた頃「これからは機械や電気だ」と、先代の社長が電気部品の製造を始めました。当社が製造しているのは、電線と電力機器等をはんだ付け無しで繋げる電気部品、圧着端子。その中でも『絶縁被覆付圧着端子』という、樹脂等でできたスリーブ(絶縁被覆)を、胴体(金属と電線を繋ぐ側)にはめ込んだ種類を製造しています。圧着端子は特別な部品ではないけれど、電気を使うものには絶対必要です。皆さんの身近にあるコンセントやプラグにも、必ず使われています。 製造業は多くの会社との繋がりがあって成立しています。必要な材料を届けてくれる会社がなくなると当社も部品が製造できず、お客様に届けられない。そうなると最終製品が作れなくなってしまう。会社同士が協力してひとつの製品が生まれているのです。私たちも地域と繋がり、倉吉市の魅力を形作っていきたいと思います。 担当しているのは組立業務です。素材がスムーズに製造機械の内部を流れているか、割り当てられた6台の製造機械の間をいつも動きまわっています。私は座っている事が苦手なので、身体を動かす今の仕事が気に入っています(笑)。製造するのは指先ほどの小さい部品なので、慣れるまでは目が疲れましたね…。でもだんだん慣れてきて、今は不良品もすぐ見つけられますよ。キラッと光って見えるので! 社長はいつも親しく挨拶をしてくださるし、仲間も優しい方達が多いです。職場はいつも和気あいあい。楽しい毎日です。 メインで製造しているのは、1センチから数センチの小さな絶縁被覆付圧着端子。全て電気接続部品メーカーへ納品しています。普段の生活では目にすることも少ないのですが、電気を繋ぐものには必ず使われている部品です。 スリーブ素材や圧着端子は用途にあわせて素材が異なります。注文数も、部品によっては100万~200万個と単位が大きく、種類も何百とあるので、製造だけでなく生産管理も大切な仕事です。会社概要企業名 有限会社戸﨑製作所所在地[本社]〒682-0865 鳥取県倉吉市越中町2153-1電話:0858-47-1155 FAX:0858-47-1133[工場]〒682-0912 鳥取県倉吉市和田16-4電話:0858-22-0311 FAX:0858-22-0312創  業 1963(昭和38)年代表者 代表取締役 戸﨑 正雄従業員数 35名営業品目 電子接続部品(圧着端子・コネクタ)の製造特別なものではないけれど…絶対必要!多くの会社が繋がって作る多くの会社が繋がって作る圧着端子が動かす未来圧着端子が動かす未来立あ。これ、ウチで作っとる。ウチの会社のえ~とこ!30 絶縁被覆付圧着端子有限会社戸崎製作所

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