倉吉市企業紹介パンフ_製造業編
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お話をうかがった方中央のアーム型ロボットを囲むように切削機械とベルトコンベアを配置したなるべく人の手がかからない製造システムは、自社で開発したもの。原材料の鉄材。部品の形状をデータで測る測定器は製品品質の管理と向上には欠かせないもの。WEBサイトなかやませいこうかぶしきがいしゃ教えてセンパイ!取締役 製造部長吉村 節工場長ゼネラル部ゼネラル課北水 聖子係長Y・Yさん自社開発・製造のサイズ測定機(中央)と、バリ取り機(右奥)。データは自動で切削機械(左)にフィードバックされます。 『シャフト』と聞いてどんな物か、わかりますか?簡単にいうと『軸』のこと。機械の中で回転の動きを伝える棒状の部品で、モーターの中に入っています。これがないとエアコンも自動車も動きません。大きな力がかかるため、シャフトそのものに高い精度と強度が必要です。サイズは使用する機械によって違います。長さ30センチ以上あるものから爪楊枝よりも小さいものまで、さまざまです。 強度が必要なシャフトの素材は鉄です。メーカーから提供された図面にあわせて鉄の棒を機械で削り、検査して納品します。部品の開発そのものはメーカーがされるのですが、時には「ここはもっと改良できますよ」と提案することもあります。 機械をつなぐベルトコンベアや、部品を掴むパーツ、仕上げ機械など、少人化と生産性向上を両立させるものを自社で開発・製造しています。必要なものは自分たちで作る。技術の見せ所です。時代とともになくなる製品もありますが、モーターと中のシャフトはなくならない。形を進化させながら活躍の場を広げています。完成品のシャフト。 入社半年、担当している仕事は総務です。会社内外との関わりが多い部署で覚えることも色々あり、いつも周囲の方に頼ってばかりです。上司や先輩方に自分から話しかけるのは照れくさいですが、いつも気にかけてくださっているので、リラックスして働けています。いつかは自分もみんなに頼られる人になりたいです。頼られれば僕自身、得られるものは増えると思います。https://www.nakayamaseiko.co.jp/ シャフトはモーターに必要な部品。普段使っている家電製品には必ず入っています。ルームエアコンや電気自動車用のカーエアコンに当社で製造したシャフトが入っています。サイズの大きいものでは長さが30センチ程の産業機械部品、小さい物では外径2.5ミリ程のサーバー向けHDD(ハードディスクドライブ)用があります。会社概要企業名 中山精工株式会社所在地[鳥取工場]〒682-0034 鳥取県倉吉市大原字山ノ下665-1電話:0858-22-1451 FAX:0858-22-1453[鳥取第二工場]〒682-0034 鳥取県倉吉市大原字千町783電話:0858-22-0051 FAX:0858-22-0052創  業 本  社:1950(昭和25)年      鳥取工場:1976(昭和51)年代表者 代表取締役 土井 義和従業員数 全体:74名(内、市内事業所/61名)営業品目 エアコン・コンピュータ・自動車等のシャフト、自社開発による省人化生産設備の設計・製造・販売・メンテナンス機械の中が活躍の舞台独自技術で作り上げた独自技術で作り上げた軸のおかげで社会はまわる軸のおかげで社会はまわるあ。これ、ウチで作っとる。ウチの会社のえ~とこ!33 中山精工株式会社

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