倉吉市企業紹介パンフ_製造業編
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お話をうかがった方全長約40メートルの切削加工機械。部品の完成まで機械が自動で行います。鉄材が機械の中を自動で送られて完成部品になります。オペ―レーターは抜き取り検品や最終チェックを行っています。どういう手順でどんな機械を使って製造するか工程を考えるのも、当社の仕事。「受注品をいかに早く作るか」が重要です。http://www.techno-metal.jp/ 倉吉工場ができた時に入社しました。社屋と僕の社歴は同じ長さです(笑)。 担当しているのは自動車のシャフト製造。入社以来、製造課一筋です。工場内の色々な機械を扱って部品製造に携わってきました。世代的には中堅社員になるんですが、毎日を新鮮な気持ちで精一杯、仕事に取り組んでいます。 僕自身、先輩や後輩とコミュニケーションを取る方でもあり、社内の雰囲気もなごやかだと感じます。入社のきっかけは、仲間に誘われたから。今まで頑張ってこれたのは、仲間たちに支えられてきたからだと思っています。会社概要企業名 株式会社テクノメタル所在地 [倉吉工場]〒682-0941 鳥取県倉吉市大谷636番地電話:0858-48-2113 FAX:0858-48-2125創  業 1973(昭和48)年代表者 代表取締役社長 齋木 憲久従業員数 全体:102名(内、倉吉工場等/70名)営業品目 自動車用ミッション部品、 CVT(無段階変速機)トランスミッション部品、 クラッチ用部品WEBサイト取締役田辺 浩一工場長かぶしきがいしゃてくのめたる教えてセンパイ!S・Nさんクラッチの位置は車体の下 当社は㈱明治製作所[P.40]の完全子会社です。㈱明治製作所で鍛造した鉄材の支給を受けて自動車部品を製造し、㈱明治製作所に納品しています。 かつては自動車の部品を「取引先メーカーに言われた通り」に製造していました。しかし取引先に少しでも喜んでいただくには付加価値が必要だと気づき、仕上げ加工まで行って納品するようになりました。取引先の立場なら「1回の注文で、高品質の完成部品を早く納品してくれる」となるのが理想。その理想をどう実現させていくのかが、製造部門のプロ集団としての私たちの役目です。 当社は1973(昭和48)年に明治精工㈱として三朝町でスタート。年々規模が大きくなり、2004(平成16)年に現在の場所に倉吉工場を建設し、操業をはじめました。 ユーザーは倉吉市だけにいるわけではありません。視野は日本全国や世界中です。今後の自動車業界の変化に注目しながら㈱明治製作所と一緒に舵を切ります。 作ってるのは自動車のクラッチやシャフトの部品です。クラッチは外から見にくいのですが、エンジンとトランスミッション(変速機)の間にある部品で、自動車が発進・停止・変速をするのに大事な働きをしています。 国内にある4大トラックメーカー全てに、当社で製造したマニュアル車用クラッチが搭載されています。今日も当社の製造したクラッチを使ったトラックが、走っているでしょう。量産品に付加価値を付ける仲間とともに二人三脚仲間とともに二人三脚製造と量産体制のプロ集団製造と量産体制のプロ集団あ。これ、ウチで作っとる。ウチの会社のえ~とこ!41 株式会社テクノメタル

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