お話をうかがった方混合溶融機(左)と3,300トンプレス機(右)。200度に熱してやわらかくした原料を、金型の上に乗せてプレスし、板状にします。樹脂が完全に固まる時間が必要なので、プレス後の製品は48時間休ませます。WEBサイト鳥取工場伊佐田 匡希 マネージャーかぶしきがいしゃうっどぷらすちっくてくのろじー教えてセンパイ!T・Hさん木質ペレット再生プラスチック紙パックのリサイクル品ウッドプラスチック敷板 『ウッドプラスチック』とは木質ペレットや紙繊維ペレットに、プラスチック原料を混ぜてできる再生プラスチック材料です。樹脂に木や紙などの繊維質を混ぜる際、液状にして金型に流し込むと繊維が機械に詰まってしまうため、『ウッドプラスチック』の製法は流し込みではなくプレスを用います。原料を混合溶融機に入れ、撹拌することで発生する摩擦熱で溶かしてつきたてのお餅のようにします。それを金型がセットしてあるプレス機に乗せてゆっくり圧力をかけて板状にします。樹脂が固まったら完成です。 使用する原料は全部国内再生材です。木質ペレットは製材工場から出た木質バイオマスによりできたもので、プラスチック原料も再生材。資源を循環利用していることから、SDGsに取り組む「とっとりSDGsパートナー」制度に登録しています。環境に優しく頑丈で安価な製品が広まれば、地球もお客様も作ってる私たちも嬉しいですからね。 担当しているのは、製品の加工・仕上げ・検査作業です。最終消費者に当社の製品を安心して使っていただけるよう、丁寧な作業を心掛けています。 入社してもうすぐ3年。社員みんなで力を合わせて仕事に取り組む、アットホームな社風だと感じています。毎日の作業や生産業務だけでなく、将来は設備のメンテナンスもできるようになりたいですね。もちろん『安全第一』です!https://wpt.co.jp/ 『ウッドプラスチック』は建設や農業、物流で使用される養生用敷板や物流用パレットなどの資材になります。敷板は国土交通省や自衛隊、国連にも納入し、一般では『Diban(ディバン)』という名前の農業用敷板としてホームセンター等で販売しています。会社概要企業名 株式会社ウッドプラスチックテクノロジー所在地 [鳥取本社・鳥取工場]〒682-0954 鳥取県倉吉市谷605-33 テクノパーク灘手電話:0858-24-6650 FAX:0858-24-6651創 業 2008(平成20)年代表者 代表取締役 中山 東太従業員数 全体:36名(内、鳥取本社・鳥取工場/15名)営業品目 摩擦熱でプラスチックを溶かし木質バイオマスを一体化した「ウッドプラスチック」を使い、建設業・物流業で使用される養生用敷板や物流用パレットの製造東京大学発のベンチャー企業「ウッドプラスチック」の「ウッドプラスチック」の原材料は、全て国内再生材原材料は、全て国内再生材あ。これ、ウチで作っとる。ウチの会社のえ~とこ!9 原料として使用する再生材株式会社ウッドプラスチックテクノロジー
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