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更新日:2024年1月2日

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 新年明けましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、穏やかな新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 また、旧年中は市議会に対し、ご理解とご協力を賜り、心よりお礼を申し上げます。
 さて、長い間、猛威を振るってきた新型コロナウイルス感染症も昨年の5月8日には5類感染症に移行し、マスクをはずしている方を多く見かけるようになりました。また、10月25日には米子ソウル便が復活するなど、途絶えていた人の流れが活発になってきています。本当に喜ばしい限りであり、本年は人流・物流等の更なる復興が期待できると考えています。
 世界情勢では、ロシアがウクライナに侵攻し、今年で2年近くになります。また、昨年の10月にはパレスチナとイスラエルとの紛争が勃発するなど、世界情勢は混沌としており、その解決の道筋が全く見通せない状況です。
世界を暗い雰囲気が覆っている状況ではありますが、本市にとっては、本当に明るい話題がありました。
 本市出身の「落合」が昨年一月場所で大相撲初土俵を踏み、次の三月場所では、史上最速で新十両となり、七月場所では新入幕で四股名を「伯桜鵬」に改め、最後まで優勝争いを演じました。惜しくも優勝は逃しましたが、敢闘賞と技能賞のダブル受賞となり、史上最速での三賞受賞となりました。現在は、けがの治療で休んではいますが、完治すれば、本市から「琴櫻」以来の横綱が誕生する日もそう遠くないと期待しています。
 市政におきましては、懸案であった小学校校名問題が解決し、4月からは「成徳小学校」が「打吹小学校」として新たなスタートを切ることとなりました。行政と議会、そして市民の皆様が意見を出し合い、共に歩むことで、大きな問題を一つ解決できたのではないかと考えています。市議会といたしましては、今後とも、市の意思決定機関として、また行政の監視機関として、その役割を十分に発揮しながら、市民の皆様の福祉の向上及び市政の発展に寄与するため、全議員が一丸となって皆様の声を丁寧に聞きつつ、取り組んでまいりたいと考えております。2年前に設置した議会改革推進特別委員会では、議会基本条例の制定、議会BCPの策定、タブレット端末の導入等を実施するとともに、常任委員会を整理し、予算案件と決算案件を専門で審査する予算決算常任委員会を新設しました。議会改革は止まることは許されません。昨年9月には、第2次議会改革推進特別委員会を発足し、定例会の会期のあり方、常任委員会の手法、議案説明会の運営方法、議会基本条例の具体的運用、議員定数、通年議会等を協議・検討していくこととしています。進捗については、その都度、ホームページ等を通じて、市民の皆様にお知らせしつつ進めていきたいと考えています。
 議員、一人一人が、自身の役割を改めて自覚し、新たな気持ちで、本市発展のために、市民の皆様と共に取り組んでまいる所存でありますので、本年も市議会に対し、さらなるご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとりまして幸せで実り多く、飛躍の年となりますことを心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

令和6年正月  倉吉市議会議長 福谷 直美