平成２１年８月２８日（金）、倉吉市立東中学校生徒会の代表２名が鳥取県中部総合事務所長を訪問し、「淀屋サミット（７月４日開催）」の報告と協力を依頼しました。関係者として教育局長、県民課長等も参加されており、生徒たちは緊張の面持ちで会見しました。

　代表生徒は、初めに中部総合事務所長に、「市内の小中学生が会し、倉吉市のため・地域のため自分たちにもできることの話し合いを行った結果、市内の全小中学校が天神川流域等を中心に菜の花の種蒔きを行うことになった」ことの報告をしました。次に、今後の取り組みの計画を説明する中で、菜の花の種を蒔くにあたって、県の管理下である由良川河川敷や、県の所有地（空き地）への散布・整備の理解・協力も依頼しました。

　中部総合事務所長は代表生徒の説明をうけ、「淀屋サミット」の話し合いの詳細や菜の花を選定した理由を、興味深く聞かれていました。

　代表生徒は、地域づくりのためにあいさつ運動を行うことや、環境問題への取り組みとしてペットボトルの蓋の回収をしてはどうかなど、様々な意見が出たことを説明しました。菜の花を選定した理由についても、菜の花は自然体系に悪影響を及ぼさないこと、比較的生育の手間がかからないこと等をふまえたと説明しました。

　中部総合事務所長は、県の職員へボランティア活動を呼び掛けられていることを紹介され、中部総合事務所として可能な限りの協力を約束されました。