五倫の森集会(明倫小学校)
五倫の森集会(明倫小学校)
五倫の森集会(明倫小学校)
内容
- はじめのあいさつ(子どもたちで構成された運営委員会が挨拶)
- 五倫の森の歌(全校で「五倫の森の歌」を合唱)
- 五倫の森オリエンテーリング(班ごとに校内各所に設置された問題を解きながら巡る)
- 閉会式
レポート
平成16年11月15日の月曜日、明倫小学校で行なわれた「五倫の森集会」に行って参りました。
この会は、明倫小学校の子ども達が、普段から学びの場、遊びの場として触れている「五倫の森」に愛着をもち、施設や遊具に感謝し、有意義に活用する目的で行なわれている定例の行事です。
当初の予定では外で行なうはずでしたが、あいにくの雨で体育館と校舎内での活動になりました。
10時30分に全校児童が体育館に集合しました。
小さい子と大きい子が入り混じった班ごとに、子どもたちが整列しました。この班は「全校仲良し班」という学年・学級のわくを超えた異学年での構成です。児童同士の縦のつながりを深めると共に、高学年の児童がリーダーシップを発揮できるように配慮されたものです。
子どもたちで構成された「運営委員会」の代表が開会のあいさつを読み上げました。
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つづけて全校で「五倫の森の歌」を合唱しました。
1番
五倫の森は いいな
山の緑に かこまれた
アスレチックができるから
冒険の道は スリルがいっぱい
つり橋木琴 ゆれても平気
丸太とつなの アスレチックいいな2番
五倫の森は いいな
山の間に こだまする
みんなの声が 聞こえるよ
なんだかこわそう 六年生や
明るく元気な 一年生も
遊んでみれば みんな笑顔いいな合唱の後、オリエンテーリングに関する説明が行なわれました。
・会場内(学校内)の各所にあるチェックポイントに問題が準備されている
・班ごとに好きな順でチェックポイントを回り、各問題の答えを用紙に記入したり、
チェックポイントで指示にしたがって得点を記入してもらったりする・最後の問題は、再度、ここ(体育館)に全員が集まった後で出題する
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オリエンテーリングの説明が終った後、班ごとにまとまって移動をはじめます。
会場内の各所に、いろいろな問題が設置してありました。その一部を紹介します。
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問題「五倫の森には、この木がたくさんあります。選んで答えましょう。」
- アカマツ
- クロマツ
- ヒマラヤスギ
- タイワンスギ
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問題「秋なると真っ赤に染まり、広島にあるおいしいおまんじゅうは?」
問題「パンダが食べる、体に当たったら痛い葉っぱは?」
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問題「五倫の森集会は、今まで何回あったか?」
- 15回
- 18回
- 32回
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問題「ある先生が小学生の時、よく五倫の森に採りに行っていたものは何でしょう?」
- かぶと虫
- くり
- どんぐり
- いのしし
- たけのこ
写真のように難問・珍問もありましたし、「班でお題の歌を合唱をして評価してもらう」とか「じゃんけんで、制限時間内に何回先生に勝てるか競う」といった変わったチェックポイントもありました。
全ての班が、チェックポイントを回りきって体育館に戻ってきた後で、「最後の問題」が出されました。
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れそぞれの班で最後の問題の答えを用紙に書き、それを運営委員が回収しました。(得点の集計と順位発表は後日とのことでした)
その後、参加した児童自身が感想を発表しあいました。
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「楽しかったので来年も楽しみ」「問題が難しかったけど、みんなで考えて答えた」などいろいろな感想が出ました。
あとがき
「なかよし班」単位で行動する子どもたちの姿がとても印象的でした。
上級生が、漢字の読めない下級生に問題文を読んであげる姿や、はしゃぎ過ぎた子を周りの子が注意する姿など、感心するシーンが数多くありました。なお、各所の問題が思いのほか難しく、取材をした私も解らないものもいくつかありました。