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更新日:2022年6月2日

 第5回山上憶良短歌賞の選者・永田和宏氏の講演会を3月26日(日曜日)に開催しました。

 当日は県内外から129名もの方にお越しいただきました。

 永田和宏氏は、滋賀県出身の日本を代表する歌人で、細胞生物学者としてもご活躍されています。短歌結社「塔」の前主宰であり、宮中歌会始詠進歌選者や角川短歌賞選考委員なども務め、明晰理論家としても現代歌壇の中心に位置しています。2010年にご夫人の河野裕子が病没した後は、家族生活の思い出を描いた随筆も発表し、幅広し読者を得ています。

 講演では、「山上憶良と現代短歌」と題し、山上憶良の貧窮問答歌に絡めながら、貧しさはどう詠われたかということをお話いただきました。

参加者の感想

  • 永田先生のお話はわかりやすく再度高校の教科書や万葉集を開いてみたくなりました。
  • なかなかこのようなお話を聞くこともないことでしたがこのたびはとても勉強というか、知らないことを学ぶことができました。また話を聞きたいと思いました。
  • 歌って面白いなと思った。すごくわかりやすい。
  • 久しぶりに充実した時を過ごさせて頂き有難うございました。先生の肉声にふれ、嬉しかったです。
  • 歌に対する読みの深さ、理解を学びました。全国的な先生の話を聞く機会に恵まれ感謝です。もっと沢山の人に聞いて頂きたいと思いました。