倉吉市では、野生鳥獣による農作物、生活環境への被害が増大しているため、市内全域にて『有害鳥獣捕獲』を実施しています。
倉吉市福積にて捕獲
有害鳥獣捕獲は、農林家、施設管理者等の被害報告に基づき、市長より許可を受けた捕獲員が指定された鳥獣を許可期間内に捕獲するもので、狩猟とは別のものです。
捕獲対象鳥獣は、イノシシ、ヌートリア、カラスが主ですが、被害状況によっては、タヌキ、アオサギなど、その他鳥獣も対象となります。
※11月15日から翌年2月15日までは狩猟期間です。
（鳥取県内、イノシシに限り11月1日から翌年2月28日まで）
よって、現在の倉吉市における駆除対象鳥獣は『ヌートリア』のみです。
市内に出没したシカ。稲、野菜等の食害が発生
捕獲には捕獲罠、捕獲檻が使われており、使用する捕獲器具（器具付近）には、市が支給している『有害鳥獣捕獲用札』をつけ、罠や檻などが設置してあることをお知らせしています。
捕獲檻で捕獲されたイノシシ：円谷町 ククリワナで捕獲されたイノシシ：広瀬
狩猟期までに捕獲されたイノシシです。
市民の皆様にも本事業をご理解いただき、罠、檻などを見かけても決して近づいたり触ったりしないようご協力いただきますよう、お願いします。