緊急情報

緊急情報・注意喚起

  • ただいま緊急災害情報はありません。

閲覧補助support

自動翻訳

色変更

文字サイズ

 
更新日:2023年11月20日

冬場、気温が氷点下4度以下になると水道管の中の水が凍結しやすくなります。水道が凍結すると、蛇口から水が出なくなるばかりでなく、水道管が破裂することがあります。

次のような場合には特に注意が必要です。

屋外、北側で日が当たらないところ

風当たりの強いところ


水道管がむき出しになっているところ

冬場に長期間留守にするとき



ご自宅の水道管は大丈夫でしょうか。天気予報などに注意して水道管を凍結から守りましょう。

1. 水道管の凍結被害を防ぐには

(1) 止水栓の位置を確認

万が一水道管が破裂したときにすぐに対処ができるように、雪が降り始める前に止水栓の場所を確認しておきましょう。

雪が降ると止水栓ボックスが雪に埋もれ、場所が分からなくなることがありますので、定期的に除雪しておきましょう。

※止水栓には、水道メーターを挟んで道路側の止水栓(1次止水栓)と宅地側の止水栓(2次止水栓)があります。(2次止水栓がないお宅もあります。)止水するときは、どちらを閉めていただいても構いません。

 

(2) 長期間留守にする場合は、止水栓を閉める

万が一留守中に水道管が破裂しても、止水栓を閉めておけば、水が吹き出す心配はありません。

※止水栓にはハンドル式とレバー式があります。ハンドル式は時計回りに回してください。レバー式は反対側にレバーを倒してください。止水栓を半開きの状態にしておくと、故障の原因となります。必ず全開又は全閉で使用してください。

 

(3) 水道管を保温材で保護する

むき出しになっている水道管は、凍結しやすいので特に注意が必要です。このような箇所は、タオルや保温材を巻くことで凍結を防ぐことができます。簡単に取り付けられる保温材が市販されていますので、お近くのホームセンターなどでお買い求めください。

※気温が著しく低下した時や1日中真冬日が続くときは、保温材を使用していても、凍結することがあります。

 

(4) 水を流しておく

停滞している水は、凍結しやすいので特に注意が必要です。蛇口を少し開けて、水が糸を引く程度流しておくと、凍結しにくくなります。

※流した水はバケツに貯めるなどして、再利用しましょう。

 

(5) 太陽熱温水器の水を抜く

冬場に使用しない太陽熱温水器等は、凍結破損を防ぐために中の水を抜いておきましょう。

 

2. 水道管が凍結したら

宅内の水道管が凍結すると水が出なくなります。このようなときは、ぬるま湯で解凍することができます。

水道管の解凍方法

凍結していると思われる部分にタオルなどをかぶせ、ぬるま湯をかけてゆっくりと凍結部分を溶かしてください。

※熱湯を使用すると、急激な温度変化により水道管が破裂することがありますので、必ずぬるま湯を使用してください。

 

3. 凍結で水道管が破裂したら

止水栓を閉めたのちに、倉吉市が指定する「指定給水装置工事事業者」に修理を依頼してください。

また、寒波が続きますと水道業者や水道局ではすぐに対応出来ない場合があります。修理が間に合わない場合は、ご自分で応急処置を行うことができます。

※応急処置後の修理は、指定給水装置工事事業者に依頼してください。(指定のない業者や資格のない者による工事はトラブルや事故の原因になります。)

 

破裂した水道管の応急処置

(1) 用意するもの

先を削った木の棒(木栓)とが必要です。他のもので代用していただいても構いません。

 

(2) 止水栓を閉める

水道メーター近くにある止水栓(1次側、2次側)を閉め、水を止めます。

※止水栓の不具合などで水が止められない場合は、宅内のすべての蛇口を開けることで、水道管の水圧を下げることができます。

 

(3) 応急処置をする

破裂した部分をノコギリなどで切断し、切断部分に布を巻いた木などを打ち込んで栓をします。

水圧でぬけることがあるので、針金で縛って固定すると安心です。

 

4. 気がつかない所で漏水していることも…

水道管が凍結した後に、気温が上がると漏水することがあります。
定期的に水道メーターを確認して水が漏れていないか注意しましょう。

次のことを確認してください。

  • 水道メーターのパイロットが異常に回っていないか
  • 屋外の蛇口・水道管、温水器などに異常がないか
  • 壁、天井、床が濡れていないか
  • 普段使用していない家屋、畑などの水道に異常がないか

漏水の確認方法

  • 宅内の蛇口を全て閉めてから、水道メーターの「パイロット(下図参照)」を確認してください。回っていれば漏水の疑いがあります。
  • 温水器や太陽熱温水器などは、元栓がついています。温水器などの元栓を締めてパイロットが止まるようであれば、温水器などの故障か湯の管の破損が原因で漏水していると考えられます。温水器などの取扱い業者へ修理を依頼してください。

漏水の修理

漏水の修理は、 指定給水装置工事事業者 へ依頼してください。

量水器01
量水器02量水器03量水器04
量水器05
図 水道メーター

(参考) 水道メーターについて