じんしょ
「じんしょ」とは、藤カズラを編んだ大綱を使って行う綱引きのこと。本市における「じんしょ」の歴史を紐解くと、旧幕(江戸)時代末期が起源であろうと考えられる。5月の端午の節句の行事として行われていたことから、菖蒲綱又は菖蒲引きとも称し、割竹や藤カズラに菖蒲の葉をより込んで製作した二本の綱で行われていた。
雄雌二本の綱の先端をツボグチという丸い輪状に仕上げ、一方のツボグチにもう一方のツボグチを差し入れ、差し入れた方のツボグチの中に太い棒を差込んで結合する。このように二本の綱が結合すると綱引きが始まる。
今宵、60数年ぶりに「じんしょ」がよみがえる。
※綱編み・綱引きの参加者を募集しています。詳しくは下記チラシをご覧ください。
牛鬼・女みこし・打吹童子ばやしお祭り隊・お囃子隊
女みこしと迫力満点の牛鬼が倉吉銀座通りを練り歩きます。
打吹童子ばやしお祭り隊とお囃子隊の笛や太鼓がまつりをさらに盛り上げます。
牛鬼は倉吉牛鬼会の皆さんが、女みこしは倉吉みこしネット風雅の皆さんが担いでいます。
粋なねえさんたちが威勢よく担ぐ姿は、倉吉の夏の風物詩。いよいよまつりモード全開。
遥かなまち夢回廊(灯ろう・かがり火)
白壁土蔵群・赤瓦一号館前の玉川周辺で、「遥かなまち夢回廊」と題して、かがり火やビン灯ろうのほのかな灯りで、『思わず歩きたくなる路』を演出します。
ゆっくりとまち歩きをお楽しみください。
みつぼし踊り・倉吉みつぼし盆踊り保存会輪踊り
まつり第1日目の最後を締めくくるのは倉吉市伝統の「みつぼし踊り大会」です。
音楽にあわせて倉吉銀座通りを踊り歩きます。
太鼓の演奏と
倉吉みつぼし盆踊り保存会のメンバーによる「輪踊り」は、倉吉市指定無形民俗文化財である「福光みつぼし踊り」を美しく踊ります。
みつぼし踊りは、昭和40年、倉吉文化財協会により各地に伝承されている唄と踊りを調査・復元され、さらに現在の行進用にアレンジされて、倉吉市民謡協会の指導を受けながら各参加団体により踊り継がれて、倉吉の夏まつりを盛り上げています。