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更新日:2023年10月25日

 「学校を訪問して子どもたちと一緒に給食を食べます。」 教育委員を引き受けることを決めた理由の80%をこの言葉が占めます。
 誤解のないように付け加えますが、その他の仕事についても丁寧に説明は受けたのですが、頭の中はかわいい子どもたちの顔とおいしい給食のことでいっぱいになり、「やりたいです!」と言っていました。
 まるで学校関係者であるかのような肩書ですが、私は一般市民です。そんな私がいざ委員を始めてみると、「これどうする?本当にやっていける!?」と戸惑うことも、しばしばどころではありません。
 出席した会で、「何も言わずにはいられない」と発する言葉が「見当違いだったのではないか。」と後悔することも。
 しかし、「大丈夫。あなたはあなたの感じたことを言えばいいんですよ」と頼もしい先輩方にアドバイスを受け、私らしいスタイルを少しずつ模索中です。
 私はずっと以前から「児童虐待」のことがとても気になっています。思い出すと未だに涙がにじんでくる事件の数々。
 もしかしたら今現在も、帰ってこない親をおなかをすかせて待っている子どもたちがいるかもしれません。私の心の中に常に、魚の骨のようにひっかかっています。
 私の活動がその子たちのおなかを満たすことはできませんが、少しでもたくさんの子どもたちを「支える教育委員」となり、間接的に虐待の解決につながっていけばと願っています。

令和5年10月25日

倉吉市教育委員会  教育委員 伊木 香代