倉吉博物館は1974年5月24日、打吹公園の椿の平の東側に開館しました。倉吉郷土館の資料を引継ぎ、美術、考古、民俗、自然部門から成る総合博物館です。開館から50 年の月日のなかで、多種多様な資料を所蔵してきました。今展では、所蔵品のなかから選りすぐりを「くらはくコレクション」として紹介します。
会期
令和7年4月5日(土曜日)~5月25日(日曜日)
休館日:4月7日(月曜日)、14日(月曜日)、21日(月曜日)、5月7日(水曜日)、12日(月曜日)、19日(月曜日)
会期中はイベント盛り沢山!
毎週イベントを開催しています。くわしくは「くらはくコレクション イベント情報」ページをご覧ください。
倉吉博物館無料開放日・TaDaDaDAY
5月24日(土曜日)は倉吉博物館の開館記念日で入館料がタダだでぇ~♪
くらすけくんもやってくる!?
入館料
一般500円(300円)70歳以上の方300円 高校・大学生200円(100円)
※( )内は20人以上の団体料金
次の方は無料:中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方とその介助者1名は無料
展示内容
美術
開館当時はとっても少なかった美術部門収蔵品ですが、砂丘社の中心画家・中井金三、美術賞の作品群、と現在では多様な作品が集まってきています。前田寛治、菅楯彦だけではない、美術部門収蔵品をエピソードとともにご覧ください。
くらはくで一番人気の女の子・芙美子ちゃん

島村信之《潮騒》2007年 油彩・画布
第7回前田寛治大賞受賞作品
木だけじゃないんです。人間国宝の技

大坂弘道《緑牙撥鏤尺( 正倉院宝物模造)》1994 年 象牙
考古
考古部門の収蔵品の多くは倉吉市内の遺跡での発掘調査で出土したものです。半世紀の年月の中で収蔵された選りすぐりの資料を時代を追って紹介するほか、ご寄贈いただいた貴重な資料もお披露目します。
狩りに相撲に楽しさ満点 お墓にお供した土器だよ

〈重要文化財〉装飾付須恵器
野口1号墳 古墳時代
この厚さは印刷物ではきっと伝わらない!

鬼瓦 伯耆国分寺跡 奈良時代
民俗
日本一の生産額を誇った千歯扱きをはじめ、倉吉の歴史や文化がもたらした技術や産業、暮らしを彩る民具を紹介します。
千歯扱き シェアはNo.1!

倉吉の千歯扱きと関連資料 <国登録有形文化財>
赤い衣装が倉吉の特徴

土天神
自然
じつは自然部門の資料も多数収蔵しています。多種多様な蝶や植物の標本を通して倉吉のシンボル「打吹山」の豊かな自然を感じてみてください。また、倉吉ゆかりの貝類・郷土史研究者の河島雅弟が収集した貝の標本を河島の功績とともに紹介します。
春の女神 打吹山に降臨!

ギフチョウ
その数1800点以上!
河島雅弟収集貝類コレクション

ダイセンニシキマイマイ
河島が大山山頂で新発見した大きなカタツムリ