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前田寛治大賞

 大正末から昭和初期にかけて独自な新写実を提唱し、美術史上に残る活躍をした前田寬治の展示・研究活動を行っています。
 独自な写実主義を実践していった前田寬治を顕彰するため、写実主義絵画の優秀作品を募り、現代における写実への取り組みを課題とした「前田寬治大賞」を設定しています。

第10回大賞「David」
森吉 健

菅楯彦大賞

 大正から昭和にかけて独自の様式で歴史風俗画を追究し、日本芸術院恩賜賞を得た菅楯彦の展示及び研究活動を行っています。
 昭和63年に創設した「菅楯彦大賞」は「倉吉:緑の彫刻賞」「前田寛治大賞」とともに倉吉市が開催してきた美術賞の一つです。この「菅楯彦大賞」は、浪速風俗画をライフワークとした菅楯彦の顕彰を目的とし、「現代における暮らしの情景」をテーマに設定しています。

 


緑の彫刻賞

 倉吉市は、市制30周年を契機として、"水と緑と文化のまちづくり"を提唱する中で、街区の修景に取り組むこととなり、その一環として、「倉吉:緑の彫刻賞」を設定し、潤いのある文化のまちづくりに取り組んできました。
 「倉吉:緑の彫刻賞」では、中央・地方問わず実績のある彫刻家を選定し、作品制作を依頼するオーダーメイド方式を採用しています。作家は、彫刻を設置する場所の周辺環境を確認後に作品を制作するため、倉吉市の景観にあった作品がつくられています。
 当初、緑の彫刻賞は、「前田寬治大賞展」「管楯彦大賞展」とともにトリエンナーレ(3年間隔)美術賞として出発しました。現在は不定期に、整備計画等にあわせて彫刻を設置しています。近年では、倉吉駅北口広場の整備にともない、第8回緑の彫刻賞受賞者の池田カオル《とどいた調べ》を2011年に設置しました。