緑の彫刻賞
倉吉市は、市制30周年を契機として、"水と緑と文化のまちづくり"を提唱する中で、街区の修景に取り組むこととなり、その一環として、「倉吉:緑の彫刻賞」を設定し、潤いのある文化のまちづくりに取り組んできました。
「倉吉:緑の彫刻賞」では、中央・地方問わず実績のある彫刻家を選定し、作品制作を依頼するオーダーメイド方式を採用しています。作家は、彫刻を設置する場所の周辺環境を確認後に作品を制作するため、倉吉市の景観にあった作品がつくられています。
当初、緑の彫刻賞は、「前田寬治大賞展」「管楯彦大賞展」とともにトリエンナーレ(3年間隔)美術賞として出発しました。現在は不定期に、整備計画等にあわせて彫刻を設置しています。近年では、倉吉駅北口広場の整備にともない、第8回緑の彫刻賞受賞者の池田カオル《とどいた調べ》を2011年に設置しました。