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春の妖精ツマキチョウを見よう

 ツマキチョウは、春の妖精(スプリング・エフェメラル)と呼ばれる春だけに姿を見せてくれるチョウの仲間の一つです。ギフチョウと同じように桜が咲き始めると見られるようになるチョウです。モンシロチョウに似た白いチョウですが、モンシロチョウよりも一回り小さい可憐なチョウです。慣れてくるとその飛び方だけでわかるようになりますが、その存在に気づく人は少ないと思います。そんなかわいいチョウを見つけてみませんか。
日時 令和7年4月20日(日曜日)午前9時30分~11時30分
集合場所 社児童クラブ(倉吉市国分寺342-2)
観察場所 伯耆国分寺跡歴史公園
定員 30人(先着順)
申込方法 4月6日(日曜日)からとっとり電子申請サービスにて受付開始

連絡事項

  • 服装は長ズボン着用で、上もできれば長そでをおすすめします。スニーカーなど歩きやすい靴でお越し下さい。素足の出るサンダルなどは怪我のおそれがあるため、ご遠慮ください。
  • 持ち物は虫取り網と虫かごです(必須ではありません)。帽子や飲み物など熱中症対策となるものもご用意ください。
  • 雨天中止です。天候不良による中止の際には、イベント当日の朝8時以降に申込時にお伺いした電話番号にご連絡します。
  • キャンセルされる場合には事前にご連絡ください。
 

活動報告

 今年度最初の自然ウォッチングとして春の昆虫観察会を開催しました。倉吉自然科学研究会の松田裕一先生と長谷川寿一先生に解説をお願いしました。23人のご参加がありました。

 今回の観察会のテーマであるツマキチョウは、春の限られた時期にのみ成虫が出現することから「春の妖精」ともよばれるチョウのひとつであり、オスの前翅の先端がオレンジ色であることが名前の由来となっています。

ツマキチョウの解説採集の様子

 はじめに先生方から、写真や標本を交えて、ツマキチョウの特徴について解説いただきました。歴史公園の広場では、ツマキチョウをはじめ、沢山のチョウが飛んでいました。みなさん、虫とり網を持って一生懸命に追いかけて採集していました。また、周辺の道では、菜の花(セイヨウアブラナ)が黄色い花を咲かせ、チョウたちが飛び交っていました。ツマキチョウ、モンシロチョウ、ナミアゲハなど6種類のチョウを確認することができました。採集したチョウは逃がしました。

観察の様子ツマキチョウ

 春に姿を現すチョウについて知識が深まり、伯耆国分寺跡歴史公園のような地域の身近な自然の中に多様な生き物が生息していることを実感できる観察会となりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

お問い合わせ先

倉吉博物館・倉吉歴史民俗資料館

〒682-0824
鳥取県倉吉市仲ノ町3445-8
TEL: 0858-22-4409
FAX: 0858-22-4415

MAIL: k-museum@city.kurayoshi.lg.jp