第2回目は「現代社会に問われ始めたデジタル力とアナログ力の協調」と題して、東洋大学客員研究員・静岡大学名誉教の淺間 正通(あさま まさみち)さんにご講演いただきました。

 講座では、デジタル化が進むことで一人ひとりに合わせた便利さが広がる一方、思考力や対話力を養う機会が減ってきていることが紹介されました。 また、人々がなんとなく不安を感じやすい時代になっていることにも触れられました。さらに、デジタル化やメディアリテラシー教育が進んでいるフィンランドの事例が紹介され、思考力や判断力を育てるには、さまざまな価値観に出会うことが大切であり、その一つの方法として「一人旅」のような体験も役立つとお話がありました。

受講生の感想(抜粋)

  • 本質を見極める力を養うことの重要性に改めて認識した。

  • 自身の価値観をあらためて考える機会となった

  • 物事がデジタル化する中でアナログの力の必要性に気づいた

講座の様子

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