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更新日:2021年8月31日

令和3年9月第7回市議会定例会前の記者会見を開催しましたので、会見の詳しい内容を次のとおりお知らせします。

とき

令和3年8月25日(水曜日)11時~

ところ

倉吉市役所 議会会議室

会見の内容

1.市長コメント

 令和3年9月第7回倉吉市議会定例会 提出議案について

2.その他

 なし

内容

提出議案について

(■:朝日新聞)幹事社の朝日新聞です。11時になりましたので、ご説明のほうをよろしくお願いいたします。
(○:石田市長)おはようございます。定例の記者会見ということで、お手元に配布をさせていただいてますので、これにもとづいて説明をさせていただきますので、よろしくお願いします。今回の定例会に提案いたします議案は全部で27件を予定させていただいてますけども、決算案件が14件ということで、決算中心の議論になるのかなというふうに思っております。報告案件の一つは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告をさせていただくものであります。令和2年度決算における実質赤字比率及び連結実質赤字比率、これにつきましては、この値がともに黒字であるということで、いずれも値なしということになっております。
それから、令和2年度決算の実質公債費比率につきましては11.6%ということで、前年度から1.4ポイントの改善をしております。
それから、将来負担比率については88.3%ということで、これも22.5ポイント改善をしているという状況であります。
資金不足比率につきましては、これは公営事業についてのものでありますけれども、水道事業など対象となる特別会計のいずれも資金不足を生じておりませんので、すべて値なしということになっております。
結果、健全化判断比率及び資金不足比率は、すべて早期健全化基準等の基準を下回っているという状況であります。
決算案件につきましては、令和2年度の一般会計、11の特別会計及び2つの企業会計の決算の認定を受けるものであります。
このうち、令和2年度一般会計の決算については、歳入決算額が348億6,272万円、歳出決算額が341億2,591万5千円、歳入支出差引きが7億3,680万5千円ということで、非常に多額になっております。コロナの関係でもちろん予算が膨れ上がっておりますけれども、この額から翌年度へ繰り越す財源2億7,669万円を差し引いた実質収支は4億6,011万5千円となっております。財政構造の弾力性を示す経常収支比率につきましては90.6%ということで、前年度から5.2ポイントの改善をしている状況であります。
令和2年度末における財政調整基金残高につきましては15億3,492万円ということで、前年度残高から1億7,753万6千円の増ということになっております。また、減債基金残高につきましては11億8,453万9千円ということで、656万5千円の減ということになっております。
予算案件についてでありますけれども、一般会計の補正につきましては、普通交付税及び前年度繰越金の額が確定したこと、また、当初予算編成時から半年が経過をいたしましたので、その間の情勢の変化に対応するために必要な経費について補正を行ったものであります。一般会計につきましては22億7,800万円余を増額し、補正後の歳入歳出予算額を317億8,427万7千円としたものであります。
主なものを7点挙げさせていただいております。
1点目、企業立地促進補助金でありますけれども、市内企業の事業拡大を支援するために、交付要件の整った案件について補助金4,900万円余を計上しております。
2つ目、空き家対策事業でありますけれども、生活環境の保全と安全で安心な市民生活を確保するため、特定空き家等の除却を実施する所有者などへの支援を行うということで、1,100万円余の計上をしております。
以下は災害の関係でありますけれども、緊急防除支援事業ということで、7月7日豪雨による被害を受けたスイカ・白ネギなどの農作物の病害防除ということで支援をするために、490万円余を計上しております。
それから、畜産施設等の復旧支援事業ということで、これも豪雨により被災をした畜産施設の土砂撤去等に係る経費の支援をするもので、1,100万円余を計上しております。
5点目は、公共土木補助災害復旧事業でありまして、豪雨災害のための道路・河川の復旧費用として4億4,000万円余を計上しております。
6点目は、農林水産業施設補助災害復旧事業であります。豪雨災害の復旧を図るため13億3,000万円余を計上しております。
7点目は、体育施設災害復旧事業ということで、陸上競技場の走路の復旧を図るため1,600万円余を計上しております。
条例案件ですけれども、1点目は、倉吉市公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部改正ということで、公の施設の将来的な管理運営に資するために、この施設の設置前の段階で指定管理候補者の選定を行うことができるようにするものであります。事前に指定管理者を選定をして、その意向を反映していこうというものであります。
2つ目は、倉吉市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の制定であります。過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法、いわゆる新過疎法の市町村計画に記載された産業振興促進区域において、製造業等の事業に用いる設備に係る固定資産税を免除できるようにするものであります。
次に、一般案件でありますけれども、倉吉市過疎地域持続的発展計画の策定であり、いわゆる新過疎法の適用にともなって、過疎地域の持続的発展計画を策定するため、法の規定によって議会の議決を求めるものであります。
次に、功労表彰でありますけれども、市政の発展のためにご尽力をいただいた方々を表彰するために、議会の議決をいただくものであります。以上であります。
(■:朝日新聞)幹事社のほうからは特にありませんので、各社ご質問よろしくお願いいたします。
(■:日本海新聞)日本海新聞、池田です。市長よろしくお願いいたします。今回の補正なんですけども、23億のうち、ほぼほぼが7月豪雨の復旧という形になっております。コロナ対策費が言うほど見られないんですけども、これは、今できうることは既にやっているというお考えなのか、それとも財源がなくてできないとか、色々理由はあると思うんですけども、今回コロナ予算がそんなに無いことの所感をいただけますか。
(○:石田市長)コロナ対策については、かねてから給付金等を通じて、それぞれの必要な経費は予算化をさせていただいているところでありまして、事業者に対する支援などもさせていただいております。それぞれの事業の適用についてはですね、引き続いて周知を図りながら支援をしていきたいと思ってます。今までの制度の中で対応していきながら、今後もですね、必要なものについては今後の状況を見て、補正予算もですね、必要に応じて対応していきたいというふうに思ってます。
(■:日本海新聞)あわせてなんですけども、これはちょっと教育長にお聞きします。昨日ですかね、鳥取市なんかでも中学生、県外の大会に出られた子なんかがPCR受けるときは補助をするっていう発表をされたんですけど、倉吉市もそういう新たな、市としての補助なんかは、今検討されているようなものは何かありますかね、今時点で。
(○:小椋教育長)いまいま新たなものは検討していませんけど、8月の上旬にあった中国大会に出て行く中学生には、試合に出かける前と、それから帰ってきて3日経過した後の、2回分の抗原キットをちょっとやりくりをして、学校に配置しているお金の中で準備をしました。
(■:日本海新聞)各学校に既に配置を。
(○:小椋教育長)配置をして、でもそれはもう使ってしまいました。
(■:日本海新聞)これからも常備をしていくっていうような形をとるような予算なんかも検討中ですか。
(○:小椋教育長)検討中です。
(■:日本海新聞)分かりました。ありがとうございます。
(■:読売新聞)読売新聞の門前です。予算の中に、企業誘致などでも、5,000万近くあると思うんですが、これは既にどういった企業かで誘致することが決まっているということですかね。
(○:生活産業部長)担当の生活産業部長です。今回の補正の中身でございますが、番号を打ってございます1番の企業におきましては、現在進めております増設に係る計画が、進捗がはかられまして、計画どおりの投資、機械設備等の導入が終わり、新たな雇用が完成をしたということで、それに対する補助金を交付するというもので、既に誘致をなして、それからずっと事業を継続されている方の新たな投資に対する補助金でございます。それから2番につきましては、これも既存の事業者でございますが、新たな計画を推進をされておりますけども、その完成が今年度見込めないということなので、補助金を先送りするということの減額でございます。それから3番については、これも既存企業の事業規模拡大にともなう支援でございますけども、予定していた規模よりも少し規模が大きくなったということで、その増額分の補助の増でございます。それから4番につきましても、既存企業の新しい取り組みに対する支援でございますけども、この新しい取り組みの事業が今年度はできないということがございますので、これも先送りをするための減額でございます。以上でございます。
(■:NHK)NHKの吉川です。2点お願いしたいんですけども、1点目は予算に関連した部分なんですが、中部地震の、放棄されている空き家の相談や情報提供が増加している状況で、その除却への支援を行うっていうことなんですが、これの何か具体的な、申し訳ないんですが経年のデータとか、所有者の方の声とか、そういった部分あればお伺いしたいんですけども。
(○:建設部長)建設部長です。市はですね、これまで空き家、特に対策が必要なものを特定空き家ということで毎年調査を行っておりまして、7月末ですと、全体の空き家、把握している空き家が828ありまして、そのうち特定空き家が292ございます。その特定空き家の所有者を調査しながら対策をとっていただける、要は解体か利用かということになりますけど、特に解体のほうになりますが、解体を所有者さんとか管理者さんに相談をしながら随時、できているものについて補助をしていくということで、じゃあどれを優先的か、優先順位、特定空き家の中にはありますけども、現在進捗しているものについては、その解体を承諾していただいて進めていく方を増やしていく。今回は当初10件を見込んでたんですけども、交渉がうまくいったと言いますか、承諾していただけるのが10件、了解していただきましたので、それに対しての補助を設定をしていると。
(■:NHK)今年度中で20件を。
(○:建設部長)はい。今の予定では。まだ、来年度になるかどうかは分かりませんけど、随時交渉を進めておりますので。
(■:NHK)もう1点、ちょっと予算とは関係ないんですけれども、先月の大雨の際に、不明水ということで、排水処理場がちょっと一時パンク寸前と言いますか、皆さん節水をお願いしますというような広報を市として出されたのが、結構市民の方からも、何でだみたいな話が、意外とあったと思うんですけれども、その原因の一つとなった不明水の調査とか、新しく、大雨を受けての今後の動きみたいのがあれば教えていただきたいんですけれども。
(○:上下水道局長)上下水道局長です。天神川流域の不明水の件ですけども、本管のラインについては調査をして、ある程度修繕が済んだんですけれども、まだやはり支線と言いますか、家庭から、こういったような線のところに、かなり不明水があるというのは分かってきました。この度の大雨では、そういうところからかなりの不明水が流入したものですから、ちょっと処理能力を超えたことがあって、ああいうふうに、ちょっと制限をかけさせていただいたということが、連絡がありましたので、そういった方法でさせていただいたところでございますが、今後につきましては、そういう支線の、ちょっとなかなか難しいところはありますけど、そういった調査をしていくようにはしております。なかなか時間がかかるかもしれませんが、その辺はちょっと、随時、少しずつでも進めていきたいというふうには考えているところです。
(■:NHK)ありがとうございます。
(■:日本海新聞)今の質問に関連してですけど、まず空き家のほう。今時点で代執行なんかを予定している物件はありますかね。
(○:建設部長)今のところ、代執行・略式執行の予定はありません。
(■:日本海新聞)分かりました。じゃあ、排水処理(不明水の調査)のほうですけども、これは市としてやっていく、それとも広域連合として協力してやっていく、どちらの形がメインになるでしょうか。
(○:上下水道局長)大きいのはやっぱり倉吉市で、特に上井とか上灘地区のところが多く見られるっていうことがありますので、その辺を重点的にやっていきたいと(考えています)。
(■:日本海新聞)分かりました。
(■:山陰中央新報)山陰中央新報社の福間です。平井知事が全国知事会で事実上会長に選ばれたということで、改めて知事の行政手腕の評価と、それと全国知事会長として期待することを市長にお尋ねしたいですが。
(○:石田市長)平井知事の行政手腕については、以前から非常に高く評価をしております。非常に法令にも明るいですし、先見性もあるということですので、実務能力は非常に高いだろうというふうに思っています。ぜひですね、先見性を発揮していただいて、全国のトップとしてリーダーシップを発揮していただきたい。この非常に困難なコロナ、災害、非常に厳しい環境の中ですので、全国をリードしていただければというふうに思ってますし、鳥取県のためにもですね、いろんな面で鳥取県が、目立つと言ったらあれですけれども、鳥取県の良さというものをですね、全国に発信できるような活動もしていただくとありがたいなというふうに思ってます。活躍を心から祈ってございます。
(■:山陰中央新報)あと、決算に関連してなんですけど、3期やられた中ではこれが最後の決算だと思いますが、3期通じて、中部地震だったりとか、こういった緊急時のコロナだったりで、先ほども予算規模が膨らんだとおっしゃいましたが、一方で財政の建て直しっていうのも言われていたと思うんですが、振り返られて、予算編成の時に注意された、こういった緊急の、財政が膨らむということはあるにしろ、どういう点を重視しながら予算を組まれていたのか、財政のバランスを考えながら。ちょっと改めて教えてもらってもいいですか。
(○:石田市長)やはり、できるだけ有利な財源を活用するということで、起債を使うにしても、交付税措置のたくさんあるような起債を使うとかですね、補助金もより効率のあるものを使うとか、少しでも財政的にメリットのあるものを活用するような形で選定をしていったつもりです。ただ、事業を遠慮するというかですね、やるべきものをやらずに遠慮してやってきたというつもりはありません。やはり、付けるべきものはしっかり付けて取り組んできたつもりであります。その結果、比較的、財政的には良くなってきておりますけれども、この倉吉市の財政規模でいくとですね、一度大きな災害が起こると、いつどういうふうに転ぶか分からない、そういう財政規模ですので、やはり慎重な財政運営が欠かせない状況だというふうに思ってますので、そういう状況を踏まえながら、これからも財政運営をやっていかないといけないのではないかというふうに思っているところです。
(■:山陰中央新報)分かりました。ありがとうございます。
(■:日本海新聞)関連してよろしいですか。決算ですけども、第2庁舎の改築が終わりまして、そこへ吐くものが一段落して、またよくなってきてると思うんですけども、グリーンスコーレの再生というまた新たな問題ができて、先ほど有利な起債を使うということで、過疎債なんかを今後検討されるんですけども、その中でもグリーンスコーレは必要という、今の市長の大きな判断という考え方でよろしいですか。
(○:石田市長)そうですね。最初からそういうふうに申し上げてきてますし、やはり関金地区の、ひいては倉吉にとっての重要な施設だというふうに思ってますので、そこの認識については議会にもご理解いただけてるんではないかというふうに思っています。ただ、どこまで投資するかということについては、これはやはり慎重に考えていかないといけない問題ではないかなというふうに思ってます。その辺はよくバランスというものを考えながら、これからも議会とご相談しながらやっていきたいなというふうに思ってます。
(■:読売新聞)少し関連してなんですが、市長の任期があと半年と少しになっていると思うんですが、今の時点で進退どうされるかとか、お考えがあれば伺いたいのと、グリーンスコーレはどのあたりまで任期中にかたをつけたいと考えていらっしゃるのか、お考えをお聞かせいただければと。
(○:石田市長)今後のことについては、ちょっとこの場では控えさせていただきたいというふうに思ってます。グリーンスコーレのことについてはですね、任期は任期としてありますので、そのことは置いておいてもですね、やっぱりやるべきことはやっていかないといけないというふうに思いますので、スケジュールありきということではなくて、必要なことを必要なタイミングでやっていくということで、議会ともご相談しながらやっていきたいというふうに思っています。
(■:読売新聞)ありがとうございます。
(■:日本海新聞)もう1点だけ、別件でよろしいですかね。成人式なんですけども、当初9月18日を予定していたのがオンラインでということで決められたんですけども、延長して(実施する)という考え方がなかったのか、その辺の経緯を教えていただけたらと思いますが。
(○:小椋教育長)延長はあまり考えていませんでした。
(■:日本海新聞)それは、対象者に早いことやってもらいたかったというような考え方ですかね。
(○:小椋教育長)そのこともあるし、県外から帰ってこられる方もあるので、その帰ってきてもらうっていうことを考えると、じゃあ9月を予定してたのを10月だとか12月っていうことが非常に決めにくかったっていうことが、ひとつあったように思ってます。
(■:日本海新聞)それならオンラインでもいいので、やったほうがいいだろうということですね。はい、分かりました。
(■:朝日新聞)他、ありませんでしょうか。なければ、これで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。