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更新日:2021年12月13日

令和3年12月第10回市議会定例会前の記者会見を開催しましたので、会見の詳しい内容を次のとおりお知らせします。

とき

令和3年12月1日(水曜日)11時~

ところ

倉吉市役所 議会会議室

会見の内容

1.市長コメント

 令和3年12月第10回倉吉市議会定例会 提出議案について

2.その他

 なし

内容

提出議案について

(■:山陰中央新報)幹事社の山陰中央新報社です。12月議会記者会見を始めたいと思います。まず市長、よろしくお願いいたします。
(○:石田市長)おはようございます。それでは来週から12月定例会が始まりますので、その議案等についてご説明させていただきます。どうぞよろしくお願いします。
今回の定例会で提案を予定しております議案につきましては、全体で15件の議案を予定させていただいております。そのうち、予算案件の1件については、専決処分を行ったものであります。
まず報告案件につきましては、この9月定例会で報告いたしました令和3年報告第10号でありますけども、令和2年度の倉吉市健全化判断比率について修正がありまして、将来負担比率の値を88.3%から89.2%に修正して報告をするものであります。これは、国の指導に基づいて修正をしたものでございます。
それから、予算案件のうち、11月25日に専決処分を行った令和3年度一般会計補正予算(第10号)、これは国の経済対策として実施をされる予定になっております0歳から高校3年生までの子どもを養育する一定の年収以下、これは標準世帯で960万円という数値が出されておりますけども、その世帯に対して子ども一人あたり5万円を給付するための事業として、事務費とあわせて3億6,700万円を計上したものであります。
それから、一般会計補正予算(第11号)、国保の特別会計、介護保険の特別会計、上北条財産区の特別会計につきましては、コロナ対策や7月豪雨の災害復旧、事業の年度末までの決算を見込んだことによるものなど、一般会計で6億9,000万円余の減額であります。補正後の予算総額は316億1,947万8千円となっております。主なものを挙げておりますけれども、まず災害復興企業応援補助金であります。これは7月豪雨で被害を受けた市内の事業者の生産ラインの再生をするための補助金として、50万円を計上しております。
それから特別金融対策資金の貸付金。これはコロナの感染対策ということで金融対策を実施をいたしましたけれども、その決算見込みが出てきましたので、預託金の額を確定したということから、7億3,000万円余の減額となっております。
それから旧グリーンスコーレせきがねの再生事業でありますけれども、指定管理者の選定及び建設工事の実施設計に係る経費として、4,500万円余を計上しております。
それから4点目でありますが、新型コロナウイルス予防接種事業。これは3回目接種の経費ということで、その必要な経費として7,900万円余を計上しております。
それから5点目でありますけれども、公共土木施設補助災害復旧事業ということで、7月豪雨で被災をいたしました市道みどり町13号線の法面復旧の工事費として、9,700万円余を追加計上しております。
6点目、学校給食センターの床の改修業務ということで、給食センターの調理室などの床が老朽化していることに伴って、その改修のための設計委託料として48万円余を計上しております。
それから7点目、債務負担行為として二つ挙げておりますが、豪雨災害に迅速に対応するために、令和4年度に排水ポンプ車1台を購入することとして、6,400万円余を計上しております。また、市営住宅その他の住宅について、県の住宅供給公社に管理代行あるいは指定管理を行わせるために、1億3,000万円余の債務負担行為を計上しているものであります。 以上、関係の予算等についてご説明させていただきました。私からは以上でございます。
(■:山陰中央新報)ありがとうございました。各社質問があれば、社名を名乗ってからお願いします。
(■:日本海新聞)日本海新聞、池田です。よろしくお願いいたします。予算案件から2点ほどお願いします。まず、今回も7月豪雨の復旧費、法面の修復でしたりだとか、あとは農地とか結構な額が上げられていますけども、今回出された予算で7月豪雨の復旧っていうのはどれぐらい終わるような見込みで、もうほぼ終わるというような形になりそうですか。
(○:建設部長)現在、土木関係については、みどり町と富海の査定がまだこれからです。あとはその事業費がどれくらい増えるのかを見込みで出させておりますし、農林関係はまだ12月末まで査定が10回に渡って、今7回です。なので、徐々に土木の河川についてと、農林の林道については発注をかけてますけども、大きいものについては来年の2月に発注ということになろうかと思います。
(■:日本海新聞)じゃあ来年度の予算にもかなりかかってくる。
(○:建設部長)来年度の予算というか、もう今年で予算は計上して繰越しで対応したいと。
(■:日本海新聞)それともう1点、旧グリーンスコーレせきがねの再生事業ですけども、今回も4,500万円の計上、指定管理者の選定と、あとは建設工事の実施設計委託料ということですけども、これはスケジュールどおり、あとは給与面・予算面なんかも計画どおりということですね。
(○:石田市長)前回も説明させていただいた、議員懇談会でも説明させていただいたスケジュールに則って進めていきたいというように思っています。コロナの状況もありますので折々の判断は要るかと思いますけれども、実際に工事が完成してオープンに漕ぎ着けるまで、今のスケジュールでいくと3年ぐらいかかるということになっていますので、ここでじっと立ち止まっているわけにはいきませんから、着実に進めていきたいというように思っています。
(■:日本海新聞)分かりました。ありがとうございます。
(■:山陰中央新報)他にありますか。じゃあ、すいません、山陰中央新報社の福間です。2点ほど教えてください。第11号の補正で貸付金が大幅に減額なんですが、市長の目から見られて、業況と言いますか、市中の経済っていうのはどういうふうに見ておられるんでしょうか。
(○:石田市長)業種・業態によって違うんだろうと思いますけれども、やはり観光の関係、飲食関係、そういう業種についてはやはり、全国的な状況だろうと思いますけれども、厳しい状況があるんではないかなというように思っております。その一方で消費関係については好調な部分もあったりして、その辺は業種によって違いがあるのかなというように思っております。ただこれは、今またオミクロン株が出てくる危険性、第6波の危惧もあるわけですので、長引くと、いずれにしてもいろんな面で影響が広がっていく危険性があると思っていますので、補正予算については臨機応変に対応する必要があるだろうというふうに思っております。
(■:山陰中央新報)分かりました。経済対策はかなりテコ入れ、観光でもされていると思うんですけども、一方で、ワクチン接種というところで、今日から国の医療機関では先行接種が、県内でもスタートするということで、来年2月ぐらいだとは思うんですけども、今度は一般の接種も始まってくるということで、県のほうにもいろいろ要望はされてると思うんですけども、課題と言いますか、県に求めることですとか、体制構築の課題みたいなところがありましたら教えてください。
(○:石田市長)3回目接種については先日の対策協議会の時にもちょっと申し上げたこともあるんですけれども、やっぱり1番にはファイザーとモデルナという二つのワクチン。我々としてはファイザーを中心に打ってきたという経緯があって、市民の皆さんもファイザーを希望される方がやはり多いんではないかなというように思っていますが、倉吉市について見ても、約半分はモデルナを配分されるという状況の中で、本当に打っていただけるのかなという危惧はあります。そうは言っても、やはり打っていただかないといけないわけですので、モデルナに対する信頼性というかですね、有効性、この混合接種、ファイザーを打った方がモデルナを打つことの安全性、そういうことはきちっと理解してもらえるような対策を国なり県なり、我々も努力しないといけないと思っていますけれども、それをまずはしっかり取組んでいかないといけないというふうに思っています。それからやはり、いつ、どれだけのワクチンが来るかという、量の問題についても情報をきちっといただかないと準備ができないということにもなりますので、これもやはりお願いをしていかないといけないというふうに思っています。加えて、オミクロン株がこれから増えていくということになると、本当にこのワクチンが効くのかという、エビデンスというものをしっかりと確立していただく必要があると思っていますので、そういうこともですね、きちっとお願いをしていかないといけないんだろうというふうに思います。打つほうが、効くのか効かないのか分からない状況の中で「打ってください」と言っても、説得力がないですから。やはりそこの部分はしっかりと自信を持ってやっていくような状況をつくっていく必要があるんだろうなと思っています。ただ、今のところはこのワクチンに頼ることが一番大切なことだろうというふうに思っていますので、そこの部分はしっかり努力をしていきたいというように思っています。
(■:山陰中央新報)もう1点だけ、今回追加計上で7,900万円余って、委託料としてあるんですけど、会場確保だったりとかですね、何と言いますか、人のやりくりだとか、相談ですとか周知だったり、3回目で、ごちゃっとワクチンが入ってくる時に、会場の確保だったりとかですね、いろいろ、事業も煩雑になったりとか、人のやりくりも増えたりとかするのかなとは、勝手に、想像ですけど思ってるんです。これを今から国や県に質していくっていうことなんですけど、この委託料が、今までの既存の委託料よりも増えているとかいうことはあったりするんでしょうかね。
(○:石田市長)今までやってきた手法と大きく変わらないというように思っています。中部地区の場合は1市4町まとまって広域的に、医療機関の個別接種と集団接種を組合わせた形で接種を進めてきたところです。それに県のモデルナを使った接種と、それから大学とかJAとかの職域接種、こういったものを組合わせてやってきたわけですけれども、その大きな枠組みは変わらないというように思っています。ただ、モデルナの比率が高くなりますので、そこを混乱しないように、あるいは事故が起こらないように、きちっと整理をしてやっていかないといけない。同じ医療機関でファイザーとモデルナを同時に打つような形にすると、事故が起こったりということに繋がりかねませんので、その辺の整理をきちっとやる必要があると思いますけど、基本的な枠組みは大きく変わらないというふうに思いますので。それに、今回の3回目の接種で費用が特に大きく増えるということはないだろうというふうに思っています。ただ、あわせて若年層、5歳から11歳の接種というものもこれから始まってくるんだろうというふうに思いますので、それらも含めた接種体制を作っていかないといけないということもありますので、少しそういう面での、複雑というかですね、整理の必要性というものは出てくるのかなというふうには思っています。ただ、悩んでいてもしょうがない、やるしかないですので、しっかりと工夫していきたいというふうに思っています。
(■:山陰中央新報)分かりました。ありがとうございます。他にありますか。
(■:日本海新聞)市長、ずっとしてこられたレトロ&クールのまちづくり。ここにきてまた更に環翠園の一般公開でしたり、倉吉八犬伝の新しい、新コンテンツの誕生、先日なんかのひなビタ♪なんかも、コロナが落ち着いたということで結構な賑わいだったんですけども、民間を中心に最近活発化してきているレトロ&クールのまちづくり、市長の手応えと、あとは今後の展望、まあ任期中にどこまでぐらいまで、もっとやっていきたいなとかっていうお考えがあったら教えていただけたらと思います。
(○:石田市長)ポップカルチャーを活用した観光振興の取組み、かなり定着してきたんではないかなと思います。ただこれも交流がメインですので、行き来ができない状況だと、やはりこれも事業として進まないということですので、何と言ってもこのコロナが落ち着いてもらわないことには取組みが進まないということになってきますので、コロナとの競争になってくるわけですけども、民間の皆様の自主的な取組みもかなり進んできたというふうに思っています。今お話があったように、ひなビタ♪の取組みもひなビタ♪応援団の皆さんを中心に、新しい取組みも出てきています。先般のひなビタ♪まつりでも、ひなビタ♪がスタートして来年が10周年目になるということで、プロデューサーの方も10周年に向けた取組みを考えていきたいということもおっしゃっておられましたので、そういうことも含めた取組みというものもですね、今考えられるのではないかなというふうに思っていますし、倉吉八犬伝の新しい取組みもこれから考えられるんではないかなというふうにも思っています。そういうものも含めて、円形劇場などの新しいスポット、グッドスマイルカンパニーとの協調した取組みなどもですね、これからいろいろ考えながら、新しい段階に向けての取組みを考えていけたらというふうに思っています。私の任期もあとわずかになってきますので、これも新しい市長さんにも継続的に取組んでもらえたらとは思っております。
(■:日本海新聞)分かりました。ありがとうございます。
(■:山陰中央新報)他にありますか。じゃあ、以上で終わります。ありがとうございました。