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更新日:2021年8月16日

埋蔵文化財とは

 

 「文化」は私達にとって生きがいであると共に生きてきた証であり、私達の社会の最も重要な存立基盤の一つです。「文化財」はその「文化」が目に見える形で残されたもので、そのモノの価値だけではなく、私達がたどってきた歴史・文化の正しい理解のために必要不可欠なものであり、さらなる「文化」の創造の礎となるものです。    

 埋蔵文化財とは、「土地に埋まっている文化財」と定義され、国民共有の財産であると共に、地域の歴史に深く根付いたもので、地域で保存・活用の措置をとらなければなりません(文化財保護法)。土地に埋まっている埋蔵文化財からは、人間の過去の営みがうかがわれ、私達の文化の成り立ちを示す直接的な根拠となります。向野1次調査風景の画像

 埋蔵文化財は、竪穴式住居や古墳など土地に構築されたものである遺構と、土器や埴輪などの人間が自然物を加工して作ったものである遺物で構成され、それらが一体となって存在する場所を遺跡といいます。

 

 畑地・宅地・墓地などの造成工事、住宅建設、道路工事などで埋蔵文化財が存在する土地(「埋蔵文化財包蔵地」といいます)を開発する場合には、埋蔵文化財に対し適切な保護措置をとらなければなりません。

 具体的には、開発の事前(計画段階)に開発予定地が「埋蔵文化財包蔵地」かどうかをチェックし、工法を検討するなどの方法があります。

 

  埋蔵文化財保護の手引き