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更新日:2021年8月16日

令和元年8月29日第4回市議会定例会前の記者会見を開催しましたので、会見の詳しい内容を次のとおりお知らせします。

とき

令和元年8月29日(木曜日)11時~

ところ

倉吉市役所 議会会議室

会見の内容

1.市長コメント

 令和元年8月第4回倉吉市議会定例会 提出議案について

2.その他

 なし

内容

提出議案について

(■日本海新聞)ただいまから倉吉市議会9月定例会前の記者会見を始めたいと思います。
 石田市長よろしくお願いします。
(○石田市長)おはようございます。定例会前の記者会見ということで始めさせていただきますが、九州の方では大変大きな災害が出ております。やはり非常に災害の危険のある時期でありますので、我々としましてもですね、他人事じゃないなという気持ちで十分気を引き締めて対応していきたいなという風に思っているところであります。それでは手元にペーパーを配らせていただいていますので、簡単に説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。
 今回の議案は31件の予定をさせていただいています。ご覧いただきますように、決算を中心にした議会になるのかなという風に思っているところであります。まず報告案件については決算の関係でありますけども、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく各数値の報告をするものであります。まず実質赤字比率と連結実質赤字比率については、いずれも黒字であるために、値なしということであります。実質公債費比率については13.4%ということで、前年度に比べて0.2ポイントの増、将来負担比率は108.5%ということで、5.3ポイントの減ということになっております。資金不足比率については、対象となる会計いずれも資金不足を生じておりませんので、全て値なしとして、結果的に本市の健全化判断比率及び資金不足比率は、全て早期健全化基準等の基準を下回っている状況ということになっております。

 決算についてでありますけれども、一般会計から14の特別会計、1つの企業会計の決算認定を受けようというものでありますが、一般会計決算では歳入決算額288億3,900万円余、歳出が282億1,400万円余ということで、差し引き6億2,500万円余であります。このうち繰り越し財源1億3,300万円余を差し引いた、実質収支が4億9,100万円余ということであります。結果的に経常収支比率は95.9%、前年度比0.7ポイントの上昇ということになっております。
財政調整基金の残高は13億1,100万円余ということで、前年度残高から3億9,900万円余の減、一方減債基金のほうは15億9,700万円余ということで、1億3600万円余の増ということになっております。

 それから予算関係ですが、これも決算に絡んで、普通交付税及び前年度繰越金の額が確定したということ、また当初予算の編成から半年の経過をして、情勢変化への対応ということで補正をさせていただいたもので、一般会計で5億5300万円余の増ということで、最終的に補正後の予算額が287億2,400万円余ということになっております。主なものをそこに7点挙げさせていただいております。
個別の施設計画の策定をする経費として、1,400万円余を計上するとともに次年度の債務負担行為の設定もさせていただいております。
 それから第2庁舎の整備に係る予算として、本庁舎からの移転のための経費として7,000万円余を計上させていただいております。
 それから総合計画の策定に関連する経費として、今の総合計画は32年、令和2年度までの計画となっておりますので、令和3年度から新しい計画を作るために、来年度からその作業に入りたいと思っていますが、そのためのファシリテーター、これはワークショップ方式で総合計画を作っていきたいと思っております。その進行役をファシリテーターといいますけども、これを養成するための経費として70万円余の予算を計上しております。
それから企業立地促進補助金。これは市内の4社に対する補助金ということで、1億2,400万円余を計上しております。
それから、今年の7月の豪雨で農業被害がでております。その復旧のための調査設計のための費用として200万円を計上しております。
 それから、打吹公園内の管理事務所もかねてから老朽化しておりますので、その改修を予定しております。喫茶打吹の施設を改修して整備をしようということで、そのための経費1,900万円を計上しております。
それから、体育施設の整備ということで、美術館建設に絡んで市営ラグビー場の移転が必要になっておりますけれども、関金の方に移転をするということで、それにかかる設計費1,700万円余、それからこの市営テニスコートの整備。これはかねてから要望をいただいております。その設計費690万円をそれぞれ計上しているものであります。

 それから条例関係でありますけども、まず、会計年度任用職員の制度が、来年の4月からスタートすることに伴い、これに関する条例の制定を行ったものでございます。
2点目として、成年後見人等の権利の制限にかかる措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてということで、成年被後見人、あるいは被補佐人の人権尊重の観点から、一律に規制をするのではなく、個別に判断をしていくということで、その能力を個別に判断するために改正を行うものであります。
それから3点目として、印鑑条例の一部改正ということで、旧姓の使用が増えている中でありまして、それに伴う印鑑証明という関係の印鑑登録についての改正を行うものであります。
4点目、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定ということで、10月からスタートする幼児教育無償化の取り組みに関連して、関係条例の整備を行うものであります。
5点目として、倉吉市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正についてとして、来年の4月から水道局と下水道課を統合し、上下水道局ということで組織の改正を行うことにしております。それに関する関係条例の改正を行うものであります。

 それから、一般案件でありますが、第2庁舎の整備工事について、周辺家屋の工損調査の実施など当初想定していなかった費用の増額が必要となったことから、この請負契約の締結について一部を変更するものであります。
以上であります。よろしくお願いします。

(■日本海新聞)それでは各社質問をお受けいたしますけども、社名をおっしゃった上、質問していただきますようよろしくお願いします。
(■日本海新聞)一般会計補正予算の中ですけども、打吹公園の管理事務所、喫茶打吹の方に移転という形ですが、改修して今ある事務所を移転する形でよいでしょうか。今の喫茶打吹の使用状況はどうなっているでしょうか。
(○石田市長)以前は、桜の時期に未来さんに喫茶等の管理をしていただきましたけども、なかなか利用が見込めないということで、今ほとんど利用されていない状況ですので、管理事務所として活用した方がいいのかなという方向付けをさせていただいたところです。
(■日本海新聞)市長がおっしゃられたように、お花見の時期にあそこの喫茶打吹で未来さんがお弁当や食べ物を出されたりといったことをされていますけども、その時期は喫茶打吹としての機能はもうそこでは使用しないという形に変えていくということでしょうか。
(○石田市長)はい。そうですね。
(■日本海新聞)わかりました。あともう1点です、第2庁舎の件でございます。もう建物も今カバーを外したりいろいろ進んでいますけれど、今回、管理とか整備費用で予算を出されておりますけども、鳥取市さんが移転に伴って事務用品等の販売等も検討されて実施されるようですけども、倉吉市としても同じような考え、もしくは他の考え、アイデアなんかを検討されていることはございますでしょうか。
(○総務部長)鳥取市さんも300円とかね、そういう金額でということですけども。確かに廃棄の費用とかかかりますので、参考にはしたいと思います。本市においても不要となるものは出てきますので、どれくらいのものが出てくるか、あるいはどのくらいの程度のものが出てくるか分かりませんので、鳥取市さんを参考にさせていただいて、どのようにさせていただくか検討の1つとさせていただきたいと思います。
(■中国新聞)企業立地促進補助金があがっていまして、4社ということですが、予算説明資料を拝見すると1社が1億5,300万円とそれなりの額なんですけども、それはどの企業さんですか。
(○石田市長)モリタ製作所さん。
(■中国新聞)業種は何でしょうか。
(○山﨑副市長)歯科の医療機器、ドリルですね。
(■中国新聞)事業費は確定したということで計上されたということでよろしいですか。設備投資は終わっていて、費用が確定したので計上したのか、これからなのか。
(○企画産業部長)いくつかの段階に分けて投資と雇用をしていただいておりまして、一定の期間の投資と雇用が完成したということで、今回の交付となっております。
(■山陰中央新報)これは当初から想定されていた追加の投資をされているのですか。
(○企画産業部長)当初予算でも計上を考えておりましたけども、事業費、投資額の関係だったり雇用の確定が当初予算段階では未確定だったもので、確定したということで今回補正をしたということでございます。
(○石田市長)当初予算というよりも事業の最初から考えておったという意味で考えていただいたらいいんじゃないでしょうか。
(■日本海新聞)ちなみに他3社も教えていただけますか。
(○企画産業部長)倉繁歯科技工所、それから株式会社びーふるさん、そして最後が松井酒造合名さんでございます。
(■山陰中央新報)会見の場で細かいことを聞いて恐縮ですが、補正予算の総額が287億2,400万円余となっていますが、この金額の前年度比で何%増とか減とかを教えていただけますでしょうか。
(○財政課長)昨年9月に追加補正を行っておりまして、その後の予算総額と比べますと1億7,600万円余少ない額になっております。パーセントで行きますと0.61%減です。
(■朝日新聞)先ほどの第2庁舎の移転にかかる経費なんですが、当初でも計上されていましたけども、今回新たに計上され、それからさらに確定した分でしょうか。
(○総務部長)事業一覧予算説明資料の7ページの上段の分は約7,000万ということになります。主なものは工事請負費ということで、第2庁舎の駐車場整備が4,500万円程度ということになります。その他、地盤の変動調査であったり、それから1月から実際に第2駐車場が動き始めますので、そこのところの光熱費であったりとか、宿日直さんの雇用報酬を計上させていただいているということです。
(■朝日新聞)細かくてすみません、7,000万円余とあるのは、この6ページの下ですか。7ページの上だけだと6,980万円なのですが。
(○財政課長)6ページの下段の電算業務も含みます。トータルするとほぼ7,000万円。
(■朝日新聞)これで7,000万円余ですか。
(〇財政課長)当初予算で計上させていただいた分とは別にですね、その後に例えば宿日直の態勢を確定させただとか、後は第2庁舎の隣の駐車場、そこの取り扱いというのがまだ未確定だったもので、当初予算では。それが確定したということで予算計上ということになっています。
(■朝日新聞)総事業費はいくらくらいになるのでしょうか。あと完成は10月でよかったでしょうか。
(〇財政課長)当初計上とトータルしてですか。
(■朝日新聞)はい。
(〇財政課長)今手元にちょっと当初計上の分が無いもので、また後で回答いたします。
(○石田市長)完成は10月です。
(■日本海新聞)今予定通り順調に進んでいるということでよろしいでしょうか。
(○石田市長)はい、そういう風に考えていただいて結構です。
(■日本海新聞)年明けからスタートという形で。
(■日本海新聞)一般案件の中で、工事請負契約がちょっと当初より増額が必要になったと報告されましたけど、これはどれくらいの額でしょうか。
(〇総務部長)議案書の方に工事費変更前変更後ということで、差し引いていただければいいですけども、金額で申しますと3,917万4,300円の増額ということになります。
(■日本海新聞)それでは以上で会見を終わりたいと思います。ありがとうございました。
(○石田市長)はい、よろしくお願いします。