埋蔵文化財が存在する可能性のある場所を開発するためには、具体的にどのようなものが土地に埋まっているか、その深さなどを確認する「試掘調査」が必要です。「試掘調査」で遺構や遺物が確認され、遺跡であることが分かった場合には、開発計画(工法)の変更などで現状のまま保存するか、詳細な記録を後世に残すための「発掘調査」を実施しなければなりません。
「踏査」「試掘調査」などによって遺跡の範囲を明らかにしていくことは、地域の状況を適切に把握することができる市町村が行うこととされています。倉吉市経済観光部文化財課でも随時「試掘調査」の依頼を受け付けています。
「試掘調査」を市が行う場合、依頼者には費用負担は生じませんが、国・県の補助を受け調査を実施しますので、原則的に依頼をいただいた翌年度の調査になります。
調査に関することについては、文化財課にお尋ねください。