• Instagram
  • YouTube
  • menu

春の星座と二重星を見よう

 オリオン座やぎょしゃ座などの冬の星座は西に傾き、北斗七星やしし座などの春の星座が天高く昇る季節になりました。このほか、いろいろな二重星や星団の解説、カメラ内蔵の小型望遠鏡を使った自動撮影による電子観望ではモニターを通じて小宇宙をご覧いただけます。
日時 令和6年5月2日(木曜日)午後7時30分~9時頃
集合場所 倉吉博物館裏駐車所
観察場所 倉吉博物館裏駐車所
定員 なし
申込方法 4月21日(日曜日)からとっとり電子申請サービスにて受付開始
その他 雨天・曇天時はプロジェクタ解説を行います。

活動報告

 春の天体観察会を開催しました。倉吉自然科学研究会の小川先生、鳥羽先生、松本先生に解説をお願いしました。27人のご参加がありました。

 天候に恵まれ、満天の星が輝いていました。はじめに、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラからなる「春の大三角」をはじめとした春の星座の探し方や、とても近くに隣り合って見える星「二重星」について解説しました。

 実際に望遠鏡や双眼鏡で見てみると、肉眼では1つの星に見える二重星も、望遠鏡を通して隣り合う様子をはっきりと見ることができました!北斗七星にあるミザールとアルコルの二重星は、古代アラビアで兵士の視力検査に使われたとされています。肉眼でも2つに見えるか目をこらしてチャレンジしてみましたが、とても難しいです...

プロジェクター解説望遠鏡での観察

 望遠鏡での観察だけでなく、電子観望も行いました。電子観望とは、望遠鏡に取り付けられたカメラで撮影した連続写真をモニターに投影する観察方法です。望遠鏡では見えづらい星団や銀河の様子が、連続写真を重ねるごとに段々と浮かび上がっていきました!銀河の形からその名が付いた「ハンバーガー銀河」など、たくさんの小宇宙の神秘的な姿を観察しました。

 電子観望
電子観望の様子

ハンバーガー銀河
ハンバーガー銀河

 神秘的な宇宙の姿に思いをはせる一時となりました!ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

お問い合わせ先

倉吉博物館・倉吉歴史民俗資料館

〒682-0824
鳥取県倉吉市仲ノ町3445-8
TEL: 0858-22-4409
FAX: 0858-22-4415

MAIL: k-museum@city.kurayoshi.lg.jp