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天神川のサケを見よう

 

  4年前に放流された稚魚が故郷の天神川に帰ってきます。サケの生態について学び、厳しい旅を終えて帰ってきたサケを観察しましょう。

日時

令和6年11月10日(日曜日)午前10時~11時30分 

集合場所

天神川右岸河川敷

(場所は小田橋東詰から河川敷に下り、上流に向かって砂利道を800m進んだ先)

観察場所 同上
定員 100人(先着順)
 連絡事項

長靴と軍手、着替え等をご用意の上、ぬれてもよい服装でお越しください。
脱ぎ着して温度調整できるように防寒着もご用意ください。
近くにトイレはありません。
小雨決行です。
近年サケの遡上が少なくなってきています。サケの遡上が確認されない場合には、中止とする可能性があります。→サケの遡上を確認しましたので、予定通り実施します。
キャンセルされる場合は事前にご連絡下さい。

申込方法

11月3日(日曜日)からとっとり電子申請サービスにて受付開始

※電話でも受付可(倉吉博物館 0858-22-4409)

活動報告

 毎年恒例のサケの観察会を開催しました。倉吉自然科学研究会の中前先生と天神川漁業協同組合の西田組合長に解説いただきました。また、鳥取県立倉吉西高等学校の生徒の方、4人にボランティアをお願いしました。71人のご参加がありました。

 はじめに中前先生より、サケの生態について解説いただきました。近年、サケの遡上数が天神川だけでなく、全国規模で減少しています。その原因には、海水温の上昇や漁獲量の増加など様々な問題が考察がされていますが、未だに明らかになっていないことを解説いただきました。そのほか、サケの雌雄の見分け方や人工授精の方法など、フリップやクイズを交えて楽しく学べました!

解説の様子解説の様子

 その後、川辺に移動してサケの観察を行いました。幸運にも、川岸の近くをサケのメスが泳いでおり、1mほどの間近で観察することができました!産卵を終えてゆっくりと泳ぐサケの様子に、皆さん、感激していらっしゃいました。

観察の様子泳いでいるサケ

 閉会時に中前先生は「サケの遡上の減少は地球規模で考えなければならない問題です。SDGsなどにも関連して地球のためにできることを一人一人が考えてみてください」と締めくくられました。

 今回の観察会がサケの遡上する天神川の豊かな自然に思いをはせるとともに、地球規模の環境変動について考えるきっかけとなれば、幸いです。


お問い合わせ先

倉吉博物館・倉吉歴史民俗資料館

〒682-0824
鳥取県倉吉市仲ノ町3445-8
TEL: 0858-22-4409
FAX: 0858-22-4415

MAIL: k-museum@city.kurayoshi.lg.jp