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更新日:2021年8月16日

地租改正とは、明治政府が行った土地制度の改革で、地券(ちけん)を発行して土地の所有を確定し、これに納税義務を課し、課税の基準を従来の収穫量から地価に改め、物納から金納に移行するというものでした。その際に作成された改組図(かいそず)、字限図(あざきりず)、団子絵図(だんごえず)等と呼ばれる図面は

  • 短期間で作成されたこと
  • 素人の土地所有者等が測量を行い、官吏(かんり)検査するという方法を採った こと
  • 当時の測量技術が未熟であったこと

から、面積や形状が必ずしも現地と整合しておらず、地域によっては脱落地、重複地があるといった問題も生じていました。この地租改正で作成された図面が、いわゆる「公図」(地図に準ずる図面)の大部分を占めていました。

地租改正