更新日:2022年5月24日
班田収授の法は、大化の改新(645年)で定められた「改新の詔(みことのり)」において導入された、唐(当時の中国)の均田制にならった制度です。(日本書紀より)その内容は、下記の通りです。
- 人民の戸籍・計帳(税を徴収するための台帳)を作りました。
- 土地をすべて国有とし、田を班(わか)って口分田として、人民に分け与えました。 (売買は禁止で、本人が死亡すると国に返納されました)
- 分け与えられる田の大きさは、6歳以上の男子で2反(約23a)、女子はその2/3です。
この班田収授の法で田を分けるときに「田図(でんず)」という地図が作られました。