背景・趣旨
急速な高齢化と少子化が同時進行し、かつて経験したことのない人口減少社会となった我が国では、高齢者
や障がい者なども含めた、あらゆる人々が社会活動に参加し、自己実現するための施策が求められています。
本県では今後も、過疎化の進行や若年層の県外流出、平均寿命の延伸、少子化傾向に伴って、この傾向がさら
に高まるものと見込まれます。
このような状況の中で、私たち一人ひとりがその一員として自立し、尊重され、生きがいを持ちながら生活で
きる社会を実現するためには、県、市町村、事業者、県民がそれぞれの責務を果たし、協力し合いながら、高齢
者、障がい者等を取り巻く様々な障壁を除去することによって、福祉のまちづくりを推進していく必要がありま
す。
法と条例の対象となる施設
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)の特別特定建築物(病院、百貨店等)で一定規模の床面積を超えるもの及び鳥取県福祉のまちづくり条例(福まち条例)で用途が追加された一定規模の建築物が対象となります。