制度の目的

土砂災害警戒区域内等における土砂災害防止対策の推進に関する法律（平成１２年法律第５７号。以下「土砂災害防止法」という。）第８条に基づき指定した土砂災害特別警戒区域（通称：レッド区域）内において、住宅の建築等を行う際には、一般的な住宅よりも壁や基礎を強化するなどの構造規制がかかり、都市計画区域外であっても新たに建築確認が必要となります。

　このため、レッド区域内に居住する方の定住を支援することを目的として、壁や基礎などの強化経費に対して補助金を交付するものです。

事業の概要

レッド区域内における住宅や避難所（公共施設を除く集会所等）の建替え等のため、建築基準法に基づく構造方法を用いて外壁を強化した場合や防護壁を設置した場合にその施工費用の一部を市が補助します。

補助金額は、構造を強化した外壁又は防護壁の延長に、次の基準単価を乗じて算出します。

①外壁を鉄筋コンクリート等で強化した場合：59,000（円/ｍ）

②外壁の外側に鉄筋コンクリート等で防護壁を設置した場合：95,000（円/ｍ）
※補助金上限額　一戸当たり２００万円
【注意】予め予算化しておく必要があるため、事業実施の前年度の７月までにご相談ください。

補助対象

　レッド区域内で住宅や避難所の建替え等を行う場合が補助対象です。

土砂災害特別警戒区域（レッド区域）とは

　急傾斜地の崩落等が発生した場合に、建築物に損壊が生じ、住民等の生命又は身体に著しい危害が生じるおそれがあると認められる区域で、想定される土砂災害に対して、一般的な住宅が倒壊する可能性のある範囲を示しています。

　この区域の指定は、都道府県が地形、地質、土地利用状況について調査する「基礎調査」に基づき都道府県知事が指定します。

※レッド区域は『とっとりwebマップ』で公開しています。

「とっとりWEBマップ」(http://www2.wagamachi-guide.com/pref-tottori/index.asp)

土砂災害警戒区域等を確認する方法は、下記ファイルを参考にしてください。

土砂災害警戒区域等の確認方法（「とっとりWebマップ」）（PDF;825kb）