笠(かさ)
日よけ、雨よけとして用いられた被り物。特に「蓑笠」と呼ばれ雨具の代表であった。
蓑(みの)
ワラ、クグ、ヒルリなどで編まれた身体用の雨具。
蛇の目傘(じゃのめがさ)
倉吉地方では花嫁は婿家から贈られた履物と傘を婚礼の日に使う。
魚籠(さかなかご)
祝儀の際、これに魚を入れて届ける。
菓子木型(かしきがた)
米の粉で作る菓子の木型。松竹梅や鶴亀など縁起物の型が多い。
弁当箱
夏期、食べ物の腐敗を防止する通気性のある物や、曲物の弁当箱があった。
おひつ入れ
冬季、ご飯の入った「おひつ」ごと、この中に入れ保温した。
弓貼り提灯(ゆみはりちょうちん)
箱提灯とも呼ばれ、婚礼などの時、使用された。
吊(つ)りランプ
明治時代に入り、石油を燃料とするランプが普及した。農家など一般で広く利用されたのがこのタイプである。
火鉢(ひばち)
炭を利用した暖房具で木製、金属製、陶製などがある。
龍吐水(りゅうどすい)
火災に備え設置していた。よく利用されたのがこのタイプである。