活動報告
秋の打吹山で植物観察会を開催しました。倉吉自然科学研究会の磯江茂秋先生と倉吉博物館の松田が解説しました。13人のご参加がありました。
ドングリなどの木の実や落ち葉を中心に観察しました。鎮霊神社の境内には、大きなスダジイの木があります。木の下には、沢山のドングリ(シイの実)が落ちていました。大人も子どもも熱中してドングリ拾いを楽しみました♪
また、登山道には落ち葉が沢山落ちており、普段は葉の観察が難しい落葉高木も、落ち葉とおして種類ごとの葉の形の違いを観察できました。


今の時期に花や実のついていない植物については、磯江先生が撮影された花や実の写真を見ながら解説いただきました。


木の実や落ち葉の観察をとおして、打吹山の生き物の多様性を感じられる観察会となりました!ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
観察できたキノコ、植物を紹介します。

カンゾウタケ
肝臓のように鮮やかな赤色のキノコです。主にシイの仲間の大木や倒木に生えます。

ニシキギ(コマユミ)
低地から山地に生育する低木です。秋に赤い実をつけ、熟すと裂けて中の種子が出てきます。