今年の特別講座は「JR 倉吉駅のデジタル化を学ぶ」と題して、JR 西日本山陰支社山陰地域振興本部課長 酒本修昇さんとJR 西日本倉吉駅長 船越賢一郎さんにご講演いただきました。

 講座では、乗車券のQRコード化や電子マネー対応など、JR西日本におけるデジタル化の取組について解説していただきました。特に、普及に力を入れている「移動生活ナビアプリ WESTER」について、その利便性や基本的な使用方法を学び、理解を深めました。加えて、JR倉吉駅における安全対策の変遷について、昭和期から現在に至るまでの取組の変化についても紹介していただきました。
 また、「みどりの券売機プラス」を利用した切符の購入方法や、交通系ICカードの使い方について実践形式で学ぶとともに、列車の安全運行を支える管理体制の説明を受けました。
 鉄道のデジタル化を具体的な事例や体験を通して学ぶことで、受講者の理解がより一層深まった講座となりました。特に、WESTERアプリやICカード、「みどりの券売機プラス」を実際に体験したことで、「使ってみると便利で分かりやすい」といった声も聞かれました。
 また、安全管理の仕組みや倉吉駅の変遷について知ることで、利用者の安全を守るために多くの工夫や取組が重ねられてきたことを理解していただく機会となりました。

受講生の感想(抜粋)

  • とても便利な取り組みであり、さらに普及が進むことを期待しています。

  • 今回の講座を通して公共交通の在り方について改めて考える機会になりました。

  • デジタル化がどんどん進んでいて便利になっていることを知り、今後の展開が楽しみになりました

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