更新日:2022年6月27日
皆さん、「建設業退職金共済制度(以下「建退共」といいます。)」を知っていますか?
この制度は、建設現場で働く方々のために、「中小企業退職金共済法」という法律により国が作った退職金制度です。事業主の方々は、現場で働く労働者の共済手帳に働いた日数に応じて掛金となる共済証紙を貼り、その労働者が建設業界で働くことをやめたときに建退共から退職金を支払うという、いわば業界全体での退職金制度です。
- 加入できる事業主:建設業を営む方
- 対象となる労働者:建設業の現場で働く人
- 掛金:日額320円
メリット
- 国の制度なので安全、確実、申込み手続きは簡単です。
- 経営事項審査で加点評価の対象となります。
- 掛金の一部を国が助成します。
- 掛金は事業主負担となりますが、法人は損金、個人では必要経費として扱われ、税法上全額非課税となります。
- 掛金は、インターネットを利用した電子申請での納付も可能です。
- 事業主が変わっても退職金は企業間を通算して計算されます。
建退共制度の特例措置のお知らせ
建退共では、地震等により災害救助法が適用された皆様に対し、各種手続の特例措置を実施しております。
建退共から事業主の皆様へのお願い
- 共済証紙は、労働者の就労日数に応じて適正に貼付してください。
電子申請方式の場合は、労働者の就労日数に応じて退職金ポイントを適正に充当して下さい。
- 「建設業退職金共済手帳」を所持している労働者が建設業界を引退するときは、忘れずに退職金を請求するよう指導してください。
詳しい情報について
制度説明、退職金の試算、パンフレット請求など「建退共」について詳しい情報を得たいときは、建設業退職金共済事業本部のホームページをご覧ください。
≫ 建設業退職金共済事業本部ホームページへ(外部リンク)
お問い合わせ
建退共鳥取県支部
[TEL]0857-24-2281 [FAX]0857-24-2283