更新日:2021年8月16日 平成29年度第2回倉吉市文化財保護審議会 日時:平成30年3 月13日 午後1時30分から午後3時00分 場所:倉吉市歴史民俗資料館 研修室 出席者:委員8名 開会 挨拶 教育長 報告事項 (1)鳥取県中部地震の復旧状況について(事務局) (2)平成29年度文化財保護事業について(事務局) (3)平成30年度文化財保護事業計画(案)について(事務局) (4)旧牧田家住宅付属屋修理事業について(眞田委員説明) 協議事項 (1)平成29年度重点施策に基づく実施状況(実績評価)について(事務局) (2)平成30年度重点施策に基づく実施計画(案)について(事務局) 諮問事項 (1)菅楯彦作品の市指定について(門脇委員解説):承認 菅楯彦筆 舞楽青海波図屏風 六曲一双 菅楯彦筆 春宵宜行図屏風 六曲一双 楯彦の画業を特徴づける舞楽図と浪速風俗図の優品である。 絵画としての市指定は初めてであり、指定文化財として保護を図るものである。 市有形文化財に指定することについて答申がなされた。 【主な意見等】 「伝建修理事業」について、資力のない人は自己負担金が準備できないため補助金を受けられない。個別の対応をお願いしたい。 「伝建修理事業」について、解体を回避し保存(6棟)できたことは評価に値するのではないか。 「県指定 不入岡の石仏」は中世墓の上にあるため、十分に注意して施工すること。 「向山6号墳」は、所有者を確認して、保存の方向で進めてほしい。 「市指定」について、前田寛治の作品も検討してほしい。 「菅楯彦作品」について 名称に振り仮名を付ける。 「菅楯彦筆 春宵宜行(しゅんしょうぎこう)図屏風」の読みについて、楯彦の甥、眞人は「春宵宜行」を「しゅんしういくよろし」と読んでいたと解説に加えること。 3月28日(水曜日)14時00分~ 博物館展示室にて「菅楯彦」作品を展示公開。 今後、市指定について、審議会とともに積極的に取り組んでいく。 以上