更新日:2021年8月16日
  • 日時:平成29年7月3日(月曜日)10時30分〜12時00分
  • 場所:倉吉歴史民俗資料館 研修室
  • 出席者:委員6人
  1. 開会
  2. 会長挨拶 教育長挨拶
    委員の変更 新任:日本樹木医会 鳥取県支部 西垣眞太郎支部長
    事務局異動の報告
  3. 報告事項
     (1)平成29年度文化財保護時行について
    • 埋蔵文化財:津原遺跡群は、前半は平成28年度繰り越し分。9月から今年度分の北側を開始する。松ヶ坪は5月で完了。試掘調査は、道路関係等5ヵ所を計画している。
    • 天然記念物:国天然記念物波波伎神社社叢保存活用計画策定報告書について、西垣委員より報告。スダジイを守るため、天然更新可能な環境となるよう人手を加える。平成29年度再生事業は、保存活用計画に基づき、竹等の外来種の除伐とケヤキ等の伐採により日照問題を解消する計画。6月に国の許可を受けた国県補助事業。事業主体は護持会。
     (2)文化財の修理状況について
    • 指定文化財:現在の状況を報告。36件中進展があったものは14件。
    • 伝統的建造物群:伝統的建造物の工事完了は6.54%。
  4. 協議事項
    (1)平成29年度重点施策に基づく実施計画について
      主な施策
      1 伝建地区の保存
      2 指定文化財の整備と発信、埋蔵文化財の調査に関する年間計画を説明。  了承
    (2)旧牧田家住宅の修理について
       これまでの経過及び4月22日開催の専門委員会の内容について報告。付属屋南側増築部分は痕跡の保存状態が良好で追加指定に値する。門は主屋・付属屋とともに景観上重要で一連のもの。現在の設計では建築基準法上問題が残るが、文化財としての復原を優先する方針。 了承。文化財的価値を損なわないように修理を進めること。
    (3)向山6号墳について
       指定の方向で進める。現状(被災状況)を考慮して、発掘調査を省略して範囲を確定させる。今後指定に向けて、審議会の協力をお願いしたい。  了承
  5. その他
    • 牧田委員:山名氏の守護所の関連で四十二丸城や小鴨の丸山周辺が注目されている。検討の方法として天保の絵図が役に立つ。上北条地区は残っており、修理もされている。他の地区は残っているのか。各方面に所在の確認をしてから調査してはどうか。内容の確認などは委員にも協力をお願いしたい。
    • 田村委員:淀屋主屋の神棚について。寄贈したい。
  6. 閉会

以上