令和6年7月27日(土) 成徳コミュニティセンター 参加者50人

 倉吉には、奈良時代に聖武天皇の発願により全国に造営された官立の寺院跡である伯耆国分寺跡があり、国の史跡に指定されてから今年で50年目を迎えました。そこで、改めて国分寺についての理解を深めるため、国分寺研究の第一人者である国士舘大学名誉教授の須田 勉 さんを講師に迎え、「国分寺研究の最前線と伯耆国分寺」と題して講演会を開催しました。

 講演会では、全国に国分寺・国分尼寺が建立されるに至った経緯や、国分寺の伽藍配置、伯耆国分寺跡・法華寺畑遺跡(伯耆国分尼寺跡)の特徴や課題についてお話しいただきました。

 参加者からは、「当時の時代背景が聞けて、国分寺建立の理由がよく理解できた。」、「日本史の流れを丁寧に説明してくださり、理解しやすかった。」などの感想が寄せられ、多くの参加者が改めて国分寺について理解を深めることができました。