更新日:2025年9月24日
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎について
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、飛沫、接触、経口から感染し、発熱と咽頭炎、扁桃炎、発疹等の症状がみら
れる細菌感染症です。
いずれの年齢でも発症しますが、特に小児の症例が多いです。
感染症発生動向調査のデータによると、冬季および春から初夏にかけての2つの流行のピークが認められます。
ワクチンなどの特別な予防法はありません。
感染を防ぐには、患者との濃厚接触を避け、手洗いやうがいなどの一般的な予防法を励行することです。
日頃から、外から帰った後、食事の前、トイレの後などに、流水と石けんでしっかり手を洗うよう心がけましょう。
また、症状があるときには、周囲に感染を広げないためにマスクを着用し、早めに医療機関を受診しましょう。
鳥取県内の状況等
鳥取県感染症流行情報
令和7年 第38週(令和7年9月15日(月・祝)~9月21日(日))
- A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、東部地区で患者報告数が増加し、西部地区で流行しています。
(鳥取県ホームページ「鳥取県のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の流行情報」
/「感染症情報(週報)」より)
(参考)
2024年の感染者の確認状況
2023年の感染者の確認状況

(鳥取県ホームページ「感染症情報(月報)」より)