更新日:2024年6月17日
医療機関から鳥取県に、今年度1例目の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の患者の発生届出がありました。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
- 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。
- 春から秋にかけてはマダニの活動が活発になるため、注意が必要です。
- 症状は、発熱と消化器症状(嘔気、嘔吐、下痢など)が中心で、血液検査所見として血小板減少や白血球減少などがみられます。
予防
現在のところ、有効な薬やワクチンはありません。
野山や田畑でダニに咬まれないことが重要です。
特にダニの活動が活発な4月~12月は要注意です。
- 長袖、長ズボン、手袋などで肌の露出は避けましょう。
- 虫よけスプレーを利用しましょう。
- 地面には直接寝転んだり、座ったりせず、敷物を敷きましょう。
- 野山に行った後や畑作業をした後は、すぐに体を洗い、着替えましょう。
- ペットをつれて野山に行った後は、ペットにダニが付着していないかを確認しましょう(ペットには、専用のダニ予防薬があります)。
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