更新日:2024年11月21日
麻しんについて海外における流行が報告され、国内においても報告者数が増加している状況にあります。
(厚生労働省 令和6年11月14日付「麻しんの国内での報告数増加に伴う注意喚起について」)
我が国で麻しんは、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)において5類感染症に位置づけられています。
麻しんが疑われる症状が出た場合は、極力他の人との接触を避け、早めに受診をしてください。
(事前に医療機関へ電話で状況を伝え、指示に従って受診することが大切です)
また麻しんが疑われる場合や予防接種に関することなどについては、最寄りの保健所(参照:下記)へご相談ください。
麻しんについて
- 麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
- 感染力が極めて高い感染症で、空気感染・飛沫感染・接触感染でヒトからヒトへ感染します。
- 免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
- 潜伏期間(感染から発症までの時間)は、約10~12日です。
(厚生労働省ホームページから)
症状
- 感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
- 2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
- 肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
- 死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
- その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。
(厚生労働省ホームページから)
予防方法
- ワクチンの接種
※2回の接種が推奨されています。
・定期予防接種について
・任意予防接種について
- 手洗いやマスクの着用のみでは予防することができません。
問い合わせ先
- 各保健所では麻しんに関する問い合わせに対応をしています。
- 麻しんが疑われる場合や、予防接種に関することなど、最寄りの保健所へご相談ください。
保健所名 |
電話 |
FAX |
鳥取市保健所 |
0857-30-8533 |
0857-20-3962 |
中部総合事務所
倉吉保健所
|
0858-23-3145 |
0858-23-4803 |
西部総合事務所
米子保健所
|
0859-31-9317 |
0859-34-1392 |
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