更新日:2024年6月28日 鳥取県からダニ媒介感染症に係る注意喚起の通知がありました。 ダニ媒介感染症に係る注意喚起の発出について 北海道札幌市において国内6例目となるダニ媒介脳炎患者の発生が確認され、札幌市がプレスリリース(下記リンク)を行った。 これを踏まえ、厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部感染症対策課から都道府県等に事務連絡が発出されたことによる。 予防について マダニに咬まれないようにすることが最も重要です。 草の茂ったマダニの生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴(サンダルのような肌を露出するようなものは避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻くなど、肌の露出を少なくすることが大切です。 虫よけ(忌避剤)の併用も効果が期待されます。 マダニに咬まれた際の対応について 野外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認すること、マダニの咬着(咬みついたまま皮膚から離れない状態)が認められた場合は、無理に自分で引っ張ったりせずに、ただちに皮膚科などを受診し、マダニの頭部が残らないように除去してもらうことが重要です。 また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は内科などで診察を受けてください。 リンク 札幌市ホームページ(ダニ媒介脳炎患者(国内6例目)の発生について)132KB 厚生労働省(ダニ媒介脳炎について) 厚生労働省(啓発ポスター、リーフレット) 国立感染症研究所(国内外におけるダニ媒介脳炎の発生状況について) 鳥取県感染症対策センター(ダニによる感染症の予防について) 鳥取県感染症情報センター(日本紅斑熱、つつが虫病)