更新日:2021年8月16日
介護相談員の目的・役割
介護相談員は、介護サービス事業所や介護サービス利用者のご自宅を訪問し、利用者やご家族から疑問や不安、不満などをお聞きし、問題解決に向け、利用者と事業所との「橋渡し」の活動をしています。
また、相談活動の際に気づいた改善した方が良い点などの「気づき」を事業所に提言することでサービス向上や介護保険の適正給付を目指していくものです。
介護相談員がやってはいけないこと
- 個人情報の保護
相談員は活動で知り得た個人情報や秘密を第三者に口外することはありません。利用者から、ありのままの声を聞かせていただくことで、問題の解決に努めていきます。
- 事業所の評価
相談員は施設の評価は行いません。改善した方が良い点などの「気づき」を提言することでサービス向上に繋げます。
- 介護にあたる行為
介護相談員は介護職員ではないため、車いすへの移乗や食事の介助など「介護」にあたる行為は行いません。
- 相談活動以外の行為
介護相談員は家族問題に関するトラブルの介入や利用者同士のトラブルの仲裁などは行いません。