更新日:2025年4月4日

チラシ

社会教育士とは

私たちのまちや暮らしにある様々な課題。
その課題の解決に向けて、学びの機会をつくり、人とのつながりをつくりながら、豊かな地域づくりへの展開を支援するのが「社会教育士」です。

「社会教育士」は、自分たちの暮らす地域を面白くしたい、新たな人ともっと出会いたい、多様な人ともっとつながりながら活動したい、という前向きな気持ちになれるきっかけとしての「学び」の機会を、社会のいたるところに仕掛け、豊かな地域づくりへの展開を支援する専門人材です。

 

多様な主体と連携・協働して、社会の幅広い分野における学習活動の支援を通じて、人づくりや地域づくりに携わり、行政や企業、NPO、学校等の様々な場で活躍することが期待されています。

令和2年から「社会教育士」制度が始まり、文部科学大臣の委嘱を受けた大学等の教育機関が実施する社会教育主事講習や大学での養成課程を修了することで、「社会教育士」の称号を得ることができます。

一方「社会教育主事」は、従来より社会教育法に基づき、都道府県及び市町村教育委員会事務局に、社会教育を行う者に対する専門的技術的な助言・指導を行う職員として置くこととされています。

詳しくは文部科学省の社会教育士サイトをご覧ください。(クリックするとサイトへ飛びます。)

倉吉市の社会教育士・社会教育主事

本市では、「社会教育士」制度が新設される以前から、教育委員会事務局職員だけでなくコミュニティセンター(公民館)職員に対して、社会教育主事講習の受講を通じて職員としての資質向上、スキルアップを図ってきました。

令和3年4月に本市の地区公民館はコミュニティセンターに移行し、各地区における地域活動の拠点として住民相互の交流活動、地域づくり活動、地域福祉活動等の支援を行う施設として、その役割はますます重要となりました。

講習で習得した基礎的な知識に加え、コーディネート能力、ファシリテーション能力、プレゼンテーション能力等を活かし、コミュニティセンターにおける地域課題解決につながる効果的な事業実施、地域活動の活性化に寄与することが期待されています。

社会教育士の取得について、人材育成という観点からも今後も継続して支援していきます。行政職員やコミュニティセンター職員だけでなく、地域で活動されている方にも社会教育士を取得していただいて、その知識と能力を地域の活動に発揮していただけるよう支援していきます。

 

本市職員の資格取得及び配置状況

倉吉市 社会教育士 社会教育主事
教育委員会事務局 社会教育課 1人 1人
博物館 1人 -
市民生活部 地域づくり支援課 2人 -

各地区コミュニティセンター職員の資格取得状況

各地区コミュニティセンターのホームページ一覧はこちら(別ページに飛びます)

コミュニティセンター 社会教育士 社会教育主事有資格者※
上北条 2人 2人
上井 1人 2人
西郷 2人 2人
上灘 1人 1人
成徳 1人 1人
明倫 2人 2人
灘手 2人 2人
1人 2人
北谷 3人 3人
高城 2人 2人
小鴨 2人 2人
上小鴨 2人 2人
関金 2人 2人

※社会教育士を含みます(令和7年4月現在)

社会教育主事講習日程等

  • 主催 国立教育政策研究所 社会教育実践研究センター
  • 会場 社会教育主事講習B(鳥取)(まなびタウンとうはく)
  • 期間 令和8年1月16日(金曜日) ~令和8年2月20日(金曜日)
        一部オンライン・一部集合型研修

〈その他、近県で実施の講習〉

  • 島根大学社会教育主事講習 令和7年7月 19日(土曜日) ~令和8年1月24日(土曜日)
                  週1回程度のオンライン講義と 土日を利用した集合研修

※実施要項はまだ公表されていません。