更新日:2021年8月16日
ねらい
子どもたちのすこやかな成長のために家庭で取り組むことの目安として平成22年に「倉吉の子育て十か条」を作成しました。学校と家庭、さらには地域社会が協力して、子どもたちが生活のリズムや社会のルール・マナーを身につけ、「確かな学力・豊かな心」を育てる取り組みを進めます。
全国学力・学習状況調査から、学力と学習・生活状況には深い関係があることが明らかになってきました。
「基本的な生活習慣」の定着や「家庭での学習環境」づくりなど、家庭のルールとして、家庭で取り組んでいただきたいことを10項目にまとめました。
1.早寝早起き家族で朝ごはん
規則正しい睡眠と毎朝の朝食は集中力・持続力を生みます。「寝る子は育つ」という言葉もあります。子どもの生活リズムをつくりましょう。
2.笑顔であいさつ心が通う
「おはよう」「こんにちは」のあいさつや「はい」という素直な返事が大切です。まずは大人が率先してあいさつをしましょう。家族の笑顔が子どもの笑顔をつくります。
3.読書で広がる心と世界
読書は、想像力や考える習慣を身につけ、豊かな感性や、思いやりの心を育むことができます。読み聞かせから始め、本を読む習慣をつけましょう。
4.子どもとの会話は家庭の大切な絆(きずな)
「話せばわかる、話さなければ何もわからない」子どもの話に耳を傾けましょう。何でも話せる仲でありたいものです。そこから家族のつながりも深まります。
5.思いやり、認め合いは人づくりの第一歩
「ありがとう」「ごめんなさい」などを言葉に出して素直に言えることが大切です。人との友好的な人間関係を築く力、他者の立場や人権を大切にする心を育てましょう。
6.テレビ・ゲーム・スマホは時間を決めて
テレビ・パソコン・ゲーム・スマートフォンなど、メディアとの付き合い方を身につけることが大切です。ノーメディアデーなど家庭のルールを決めましょう。
7.家庭学習(復習) 習ったことの再確認
学校で学んだことは家庭で復習することでより身についていきます。まず、教科書の朗読です。興味があることには自主的に学習に取り組むことも大切です。
8.家族への感謝の気持でお手伝い
お手伝いをさせましょう。家庭での役割を分担することで、責任感や自立心が育ちます。「助かったよ」のねぎらいで、役立ち感が育ちます。家族に感謝し、周りの人を思いやる心を育てましょう。
9.みんなで参加 地域の行事
地域の行事に参加し、地域とのつながり、ふるさとへの愛着や誇りを持ち、地域の一員であるという自覚を持たせるようにしましょう。
10.大人が手本 社会のルール
子どもは大人のあいさつ・行動をよく見ています。社会のルールやマナーを守り、規範意識を育みましょう。
2021年04月22日