更新日:2023年9月11日

令和5年9月第5回市議会定例会前の記者会見を開催しましたので、会見の詳しい内容を次のとおりお知らせします。

とき

令和5年8月30日(水曜日)11時~

ところ

倉吉市役所 議会会議室

会見の内容

1.市長コメント

 令和5年9月第5回倉吉市議会定例会 提出議案について

2.その他

 市制70周年記念事業について

 「第11回前田寛治大賞展」並びに『「木」の表現展』の開催について

内容

提出議案について

(○:仲倉企画課長)それでは9月議会前記者会見を開会いたします。幹事社さんよろしくお願いします。
(■:NCN)それでは9月議会前記者会見を始めさせていただきたいと思います。市長、よろしくお願いします。
(○:広田市長)本日は、よろしくお願いいたします。第5回倉吉市議会定例会、議会提出議案等について説明をさせていただきます。
 提案いたします議案は、報告案件が1件、決算案件が13件、予算案件が2件、条例案件が2件、一般案件が4件の合計22件でございます。このうち予算案件1件については先だっての台風対応の専決処分を行っております。
 報告案件について、令和4年度決算におきます健全化判断比率及び資金不足比率を報告するものでございます。令和4年度決算におきます実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、それぞれその基礎になる値がともに黒字だったため、いずれも値なしとなりました。実質公債費比率は8.1%で、前年度決算値10.0%からしますと1.9ポイント減。将来負担比率は44.0%で、前年度決算値が66.4%でしたので、こちらも22.4ポイント減という事になりました。また資金不足比率につきましては、水道事業などが対象となる特別会計がいずれも資金不足を生じておりませんので、すべて値なしとなりました。健全化判断比率及び資金不足比率は、すべて早期健全化基準等の基準値を下回っております。
 続きまして、決算案件でございますが、令和4年度の一般会計、10の特別会計及び2つの企業会計の決算の認定を受けようとするものでございます。このうち令和4年度一般会計決算では、歳入決算額が322億6,545万1千円。歳出決算額が311億82万3千円で、歳入歳出差引が11億6,462万8千円で、ここから翌年度へ繰り越すべき財源は2億7,436万7千円を差し引いた実質収支としましては8億9,026万1千円となりました。財政構造の弾力性を示します経常収支比率は89.7%で、前年度決算値が86.4%でしたので、3.3ポイント増でした。
 令和4年度末におきます財政調整基金の残高でございますが、23億6,446万4千円。前年度末残高から申しますと、4億8,012万7千円増となりました。減債基金残高は13億7,589万9千円で、前年度末残高から465万4千円減と、ほぼ前年度末と同様な結果となったところであります。
 予算案件のうち1件につきましては、先日の台風7号の被害対応のために、8月17日に補正予算第3号としまして、専決処分を行ったものです。被災しました公園や、農地、農業用施設などを緊急に復旧するための経費として9,400万円余。また、被災した事業者が利用します制度融資に伴う利子負担を軽減するため、県と協調して支援を行うため20万円余を計上したものです。補正の総額は9,459万8千円の増額で、補正後の予算総額は330億7,252万9千円としたものでございます。
 予算案件のうちもう1件は、令和5年度一般会計補正予算第4号、普通交付税及び前年度繰越金の額が確定し、また、当初予算編成時から半年が経過したということで、その間の情勢の変化などに対応するため、必要な経費について補正を行うもので、一般会計において10億602万2千円を増額し、補正後の歳入歳出予算額を340億7,855万1千円とするものでございます。
 これらの補正の主な内容としましては、1点目が災害対策でございます。集落の孤立ですとか、停電を防ぐために、倒木の危険性が高い樹木を事前に伐採する経費として400万円計上するものです。また、災害時におきまして、指定避難所で水洗トイレに近い環境が確保できるように、小学校にマンホールトイレを設置するための設計費用として1,600万円余を計上するものです。
 2点目は企業誘致の関係でございます。企業の事業拡大等を支援するために、西倉吉工業団地、そして巌城工業団地の造成等に必要な経費といたしまして、5億4,000万円余を計上するものです。
 3点目はせきがね湯命館等のあり方検討でございます。関金温泉の振興を図ることを取り組んでいるところですが、せきがね湯命館・関金都市交流センターの今後のあり方と、それから施設の長寿命化に関する調査・検討を行う経費として、220万円余を計上するものです。
 4点目は観光の関係でございます。倉吉の地域資源を生かした観光を広くPRしようということで、市制70周年を記念いたしまして現在作成に取りかかっております、観光プロモーション動画の内容の充実を一層図ろうということで、220万円を追加計上するものです。
 5点目は特別医療費助成事業による小児医療費の無償化に伴う対応でございます。子育て世帯の経済的負担の軽減を図るという意味で、令和6年度から特別医療費助成事業により、小児医療費の無償化を実施する予定にしておりまして、これに関するシステムの改修など準備経費として280万円余を計上するものです。
 6点目は小学校の統合関係でございます。令和6年4月に統合して開校する予定の小鴨小学校と、久米小学校のスクールバス運行に係る環境整備費等に920万円余。それから新たな校歌・校章の制作や統合前の小学校の閉校式に要する経費として、160万円余を計上しております。
 7点目は交流プラザやパークスクエアの照明設備の更新でございます。こちらの施設の脱炭素化の推進や維持費の軽減を図るということで、照明器具をLED化するもので、設計費用として600万円余を計上するものです。
 続きまして、条例案件と一般案件のうち、主なものについてご説明します。倉吉市特別医療費助成条例の一部改正で、先ほど説明をいたしました子どもの医療費を無償化することに関する条例の一部改正でございます。
 それから倉吉市の名誉市民の決定、あるいは功労表彰等に関することでございます。市に功績のあった方1名を倉吉市名誉市民として決定、あるいは市の各分野で長年にわたり振興発展、寄付等に貢献された方7名・1団体についての表彰に関して議会の同意を求めるものでございます。
 以上が第5回倉吉市議会定例会に提案いたします議案の主なものでございます。

(■:NCN)では、質問がある社はお願いします。

(■:読売新聞)工業団地の造成は、拡張するということだと思いますが、どれくらいを予定されていますか。そういう数字はありますか。
(○:広田市長)細かい数字は部長から。
(○:谷田経済観光部長)工業団地の関係ですけど、今回現在あるものに新たに1万6,573平米を拡大するという形になっています。
(■:読売新聞)これは西倉吉と巌城と両方合わせてですか。
(○:谷田経済観光部長)西倉吉だけでございます。巌城については、1万3,717平米を新たに工業団地として整備します。
(■:読売新聞)西倉吉が1万6,573平米で、巌城が1万3,717平米ということになるわけですね。
(○:谷田経済観光部長)はい。そうです。
(○:広田市長)西倉吉工業団地は約1万6500平米を拡張しますよということですし、巌城の方の分は、旧県立のはごろも苑が建っていた土地を工業団地化するということで、約1万3,700平米を購入し造成するという経緯ですね。
(■:読売新聞)それは拡大部分の数ですね。
(○:広田市長)はい、そうです。
(■:読売新聞)今の数とか、今の広さとか。
(○:谷田経済観光部長)西倉吉は現在全体で、25.6ヘクタール。うち工業団地が21.6ヘクタール。
(■:読売新聞)工業団地は21.6ヘクタール。では巌城は。
(○:谷田経済観光部長)巌城は今は無しです。新たにそれを整備するということです。
(■:読売新聞)なるほど。
(■:NCN)その他ありますでしょうか。
(■:山陰中央新報)いいですか。ちょっと関連で。物件移転補償っていうのあるんですけど、これは県に払うんですか。
(○:谷田経済観光部長)こちらの方についてはですね。拡大するにあたりまして、現在企業が持っている一部倉庫またはそういった土地の部分を、市が買い受けをして、そこの部分を拡大していくということになっています。その時に対する補償金として計上したものです。

(■:山陰中央新報)西倉吉は今現在、企業さんが土地とか倉庫を建てていますね。
 後、決算のことについて、ちょっと教えてください。実質公債費比率と将来負担費率が改善してると思うんですけども、それぞれ理由を教えていただきたいのと、経常収支比率はちょっと若干硬直化したのかなと思っていまして、その理由を教えていただけたらと。
(○:福田財政課長)まず経常収支比率になりますが、3.3ポイント増となっており、電力・ガス等の価格高騰がございまして光熱水費等の増があったことが主な要因と考えております。また分母となります普通交付税と臨時財政対策債が減になったことも要因と考えております。
 あと実質公債比率ですが、こちらは1.9ポイント減の8.1%となりました。実質公債比率は令和2年度から令和4年度までの3ヵ年の平均値なんですが、要因として考えておりますのが、下水道事業等の公営企業会計が法適化したことで、公債費負担割合が落ちたのが要因と思われます。将来負担比率については、負担となっております一般会計の地方債残高と、同じく企業会計の公債費負担の見込み額が減少し、また分子から控除されます基金残高が増加したことによって、将来負担比率は下がりました。
(■:山陰中央新報)公債比率でしたっけ、下がったんでしょうか。将来負担比率も。
(○:福田財政課長)将来負担比率も下がりました。
(■:山陰中央新報)それで冒頭で公債何比率って言ってましたっけ。
(○:福田財政課長)将来負担比率について申し上げますと、分子になっております地方債残高が下がりました。
(■:山陰中央新報)地方債残高が下がったのはなんでですか。
(○:福田財政課長)それはもう償還が過ぎたからです。
(■:山陰中央新報)なるほど。あまり大型事業していなかったんですか。将来の場合は、過去の償還をやってると思うんですど。
(○:福田財政課長)パークスクエアの償還が、令和2年度にほぼ完了しました。
(○:美舩総務部長)倉吉パークスクエアの償還が一番大きな起債だったもので、償還が終わったっていうことが、全体の起債残高の減に繋がってるということですね。
(■:山陰中央新報)わかりました。

(■:NCN)その他ございますでしょうか。

(■:日本海新聞)また戻るんですが、企業誘致の件なんですけど。西倉吉の工業団地、巌城それぞれ確定してる企業があれば教えていただきたいということと、巌城の件は前回の議会の前に物流団地として造成するという話が出てたようにちょっと記憶してるんですけど、今回工業団地というふうに名称が変わってるんですが。そのあたりの用途の変更が入ったのかどうか教えていただきたいです。
(○:谷田経済観光部長)一つは、西倉工業団地ですけれども、今既存の企業の方からの依頼を受けての形になりますんで、新たなものではないということ。今の企業の方での拡大という形で考えています。そして巌城の方についてですけども、巌城工業団地ということで出したのは今回からとなります。その用途としましてはそういった物流団地倉庫、そういったものを使っていきたいという考え方で進めていきたいということです。これも市内の方の企業からそういう依頼を受けてというような考え方で、準備を進めているということです。
(■:日本海新聞)西倉吉の方の既存の工業団地の拡大と巌城の工業団地の1社ずつということになりますか。
(○:谷田経済観光部長)そうですね。
(■:日本海新聞)ありがとうございます。
(○:谷田経済観光部長)すみません。ちょっと訂正させていただいて。西倉吉の方ですけれども、既存の企業で2社ということでやっております。

(■:日本海新聞)続いてよろしいでしょうか。湯命館のことについてお伺いしたいんですけども。予算説明資料の14ページの方の記載では、湯命館と関金都市交流センターについてということで、規模の集約化、あとは適正規模っていうような表現が盛り込まれてたと思うんですが、これは場合によっては施設の規模の縮小であったりとか、改修とかっていうようなことまで含まれるような可能性もあり得るということでよろしいでしょうか。
(○:広田市長)場合によってはそういうこともあり得るかなと。関金都市交流センターの利用頻度というのはそんなに高くないですから、今後の利用見込みや利用ニーズ、そういったことによってはあり得るかなという具合には思います。
(■:日本海新聞)もう一点、今どちらかというと関金都市交流センターの方が湯命館にというような形ですよね。湯命館がなくなる、あるいは縮小されるという可能性ではないということでしょうか。
(○:広田市長)そういう風に私自身は思ってますけど。今の利用実態なり今後の利用見込みなりによっては、若干、施設の規模を縮小ということもありうるかもしれませんけど。それらはまた、この度の調査なり、それに基づいて考えていくかなと思っています。なくすことはないと思いますけど。
(■:日本海新聞)ありがとうございました。
(■:読売新聞)すみません。湯命館の大規模改修時期を迎えるということですが、いつごろ改修するって話でしたっけ。
(○:広田市長)基本的には今の予定でいくと、令和7年度から改修しようかと。それは今度工事にも着手しますが、旧グリーンスコーレの設置が令和6年度末でできて、令和7年度からはまた関金温泉を活用する施設ができることになるので、湯命館が例えば工事になっても、その温泉は活用できるように、そこの調整ができたらなと思っています。
(■:読売新聞)それで今回は旧グリーンスコーレとの関係もあるからということで。
(○:広田市長)ええ。だからその規模に合わせた格好で、その改修内容にも反映をさせていきたいなと思っているところです。

(■:日本海新聞)日本海新聞です。名誉市民の件をお伺いしたいです。確認になるんですが、現在名誉市民は9名おられるということでよろしいでしょうか。
(○:広田市長)9名ですね。認められれば10人目ですね。
(■:日本海新聞)一番直近で名誉市民になられた方っていうのは、いつどなたが選ばれたかっていうのを教えていただけないでしょうか。
(○:美舩総務部長)はい、私の方から。直近ではですね、大坂弘道さん。人間国宝であられる大坂弘道さんを、平成27年に名誉市民として決定をいたしております。
(■:日本海新聞)この度の広川さん、経済関連の方ということになるかと思うんですけど、経済人の方でいうと石谷文海さんだったりとか、これで認められたら経済関連の方が何人目になるかとか分かりますでしょうか。
(○:美舩総務部長)そうですね、お一人お一人精査して参りましたときに、確かに経済人としては、石谷文海さんの次ということになろうかと思います。本市出身の磯野長蔵さんが第1号になるわけですけども、磯野さんが経済人として活躍はされてるわけですけども、本市における経済活動ということにおいては、石谷文海さんに次いで広川さんが2人目ということでご理解いただければと思います。
(■:日本海新聞)広い意味でいう経済人という括りでいくと、3人目という認識でよろしいでしょうか。
(○:美舩総務部長)そうですね。磯野長蔵さん、菅楯彦さん、倉繁良逸さん。これは信用農業協同組合の会長をされた方で、それから、早川忠篤さん。小谷善高さん。これは市長ですね。続いて石谷文海さん。それから佐渡ヶ嶽親方、牧田實夫さん、大坂弘道さんとなりますので、やはり、大きく経済界でいうと3人目ということですね。
(■:日本海新聞)功績の資料をつけていただいてますけど、これらが市の方に大きく貢献されたということでの今回の認定になるんでしょうか。
 また今回の人選というか広川さんを名誉市民にということなんですが、市長のこの故人への評価であったりとか、広川さんを名誉市民に推挙するということについて、改めて市長の方から教えていただけますでしょうか。
(○:広田市長)私はご存命の時に、直接はお会いしていませんが、倉吉をふるさととしてずっと見守ってきていただき、多くの寄附をいただいているということで、本来はもう少しご存命のときに対応すればよかったのかなと思っています。ちょうどこの3月のお別れの会に、私も大阪に行かせていただいて、展示というか経歴の中では、倉吉との関わりというものを非常に大事にしていただいて、倉吉を大きく盛り上げていただいた功績というのでは、これまで名誉市民になられた皆さんと同等或いはそれ以上の功績のある方だろうということで、お亡くなりになってからではありましたけど、名誉市民としてこの度推薦をさせていただいたということであります。
(■:日本海新聞)ありがとうございます。

(■:NCN)よろしいでしょうか。そうしましたらその他に移りたいと思います。よろしくお願いします。

その他

(○:広田市長)その他の件で、2点ご報告させていただきます。1点目、お手元に資料の方もあるのかもしれませんが、市制70周年記念事業についてです。昭和28年の10月に市制施行されて、今年でちょうど70周年ということで、市民の方々と一緒にお祝いをし、各事業に展開をしているところでございます。4月から、博物館で『ヨシタケシンスケ展かもしれない展』を皮切りに展開をしているところですが、ヨシタケシンスケ展では2万8,000人を超える方々にご来場いただいたり、また6月には第22回SUN-IN未来ウォークの開催ということで、アジアの方々にも100名ぐらいですか、たくさんおいでいただいて、従来以上の大会に盛り上げていただきました。8月5、6日には、4年ぶりに通常開催いたしました第45回倉吉打吹まつり。本日もちょうど記事にしていただいておりましたが、陣所の復活ですとか、飛天花火大会等盛大に開催をさせていただいているところでございます。
 9月以降、後半でございますが、9月3日には関金都市交流センターにおきまして、倉吉市関金里見まつりを開催をいたしますし、10月29日には、未来中心大ホールにおきまして市制施行70周年記念式典ということで、計画をさせていただいてるところです。この日には、同時に倉吉天女音楽祭ということで、サックス奏者のMALTAさんの総合プロデュースのもとに、合唱や演奏等も皆さんに楽しんでいただけたらなと思います。
 また、大きなイベントとしましては、11月26日日曜日に未来中心大ホールでNHKのど自慢を開催をしようということで、ゲストには水樹奈々さんと丘みどりさんということで、人気のあるゲストの方にもご来場いただきます。市民の皆さんにも多数参加を呼びかけているところでございます。
 その他お手元にございますとおり、たくさんの事業を展開して、これを機に、あとは県内外に倉吉市を大いにアピールをし、また市民の皆様にも、倉吉市の魅力を再発見する機会にもしていただけたらなと思っているところでございます。
 2点目が、「第11回前田寛治大賞展」並びに「木の表現展」の開催ということで、チラシがお手元にあるかと思いますが、郷土を代表いたします洋画家であります前田寛治を顕彰する『前田寛治大賞展』、3年に1回ですけども、今回でちょうど11回目を迎えるということで、本年の大賞がこのチラシの絵になっておりますが、これらと合わせまして、過去受賞された作品等を一緒に、9月9日から10月15日まで、倉吉博物館で展示会を開催します。また、先ほど名誉市民でもご紹介がありました大坂弘道さんの業績を顕彰する記念碑もちょうど博物館のところに建てるということもございまして、『木の表現展』も同時開催いたします。
 裏面には大坂弘道さんの横に地元の木工芸の方々、福田さんと竹本さんのことも載ってますが、この地元のお二方の作品も合わせて展示をさせていただこうということでございます。
 博物館も、来年50周年を迎えるということで、この3月から照明等の改修工事も実施してきたところでございますが、一応順調に進んでおりまして、この9月9日より特別展を開催するという運びになったところでございますので、市民の皆さんにお知らせをいただいて、多くの方々にご来場いただけたらなと思いますので、PRの方、ご協力よろしくお願いします。以上です。

(■:NCN)はい。質問があればお願いします。

(■:読売新聞)70周年記念事業で出ました、陣所なんですけど。なんか、来年もやって欲しいということで聞いたんですが、何らかの形で継続するような方向ってのは市長の中にはあるんでしょうか。
(○:広田市長)陣所が決まった人しか引けないのではということを思っておられた人が多かったようです。実際に行ってみるとみんなが一緒になってできますということだったと聞いて、何十人ではないですけど、市民の方から来年もあったらぜひ参加したい、自分も行ってみたい、引いてみたいという声がありました。また来年度以降の実施についても、実行委員の皆さんに意見を聞いてみようかなと思っているところです。ちょうど暑い時期で、なかなか陣所もカズラをいい具合に編むというのが、水につけて柔らかくしてるんですけど、暑くて乾燥も早いんですよ。三朝は5月ごろですから、よい気候の中でできるんですけど。大変さをじかに見たもんですから、準備する方はこれは大変だなと思いつつ。そういったことも少し思いながら、またちょっと実行委員の皆さんに少し聞いてみたいなっていうのは思っているというところです。市民は実施して欲しいという思いが強いですけど。
(■:読売新聞)カズラにこだわらず普通の綱でもやったらどうかっていう。
(○:広田市長)それも一つのアイデアかもしれませんけど。ただ単に綱を、運動会の綱引きみたいな分でもいいじゃないかとことになれば、あれかもしれませんけど。実行委員の皆さん方からも、市民の声だったり、そういった声がどんな感じだったかということも併せて、聞いてみたいなと思っています。私の方に直接お話のあった分では、ぜひとも来年も参加したいのでやって欲しいという声があったんで、そういったことをコメントさせていただきました。

(■:NCN)その他ございますでしょうか。

(■:朝日新聞)はい。成徳小の件ですけど。2学期中にアンケートを実施したいということでしたが、具体的なスケジュールは決まりましたでしょうか。
(○:広田市長)今取り組んでる状況については、教育長から。
(○:小椋教育長)はい。前回お伝えした時には、2年前の募集した6つの中からということでお伝えしたと思いますが、明倫・成徳の両校の役員会に出向いて、ご意見を伺いました。こんなことを考えてますけどいかがでしょうかと。そしたらその中で、自分たちも新たに応募したいというお気持ちもあって、具体的に何月何日までは決めておりませんけれども、校名はこういうものがいいという募集を1回させてもらって、そこの中からいくつかの案に絞って、それから今おっしゃる2学期中のうちに、ご家庭へのアンケートという形で進めてはどうかというふうなことを考えています。この手順でいきますと、令和6年4月には、変更ができるというスケジュール感で今はおります。ざっくりですけど。
(■:朝日新聞)校名の募集はいつごろですか。
(○:小椋教育長)2学期のうちです。
(■:朝日新聞)近々ですか。
(○:小椋教育長)はい。そうなると思います。
(■:朝日新聞)校名を募集する相手というか。
(○:小椋教育長)対象はですね、現在の小学校の保護者のご家庭と、それから明倫・成徳両地域にお住まいの0歳以上の子どもさんがいらっしゃるご家庭というところで考えております。
(■:朝日新聞)現在の小学校の保護者、成徳と明倫という意味ですか。
(○:小椋教育長)はい、成徳と明倫です。
(■:朝日新聞)成徳と明倫の現在の保護者と、成徳・明倫地区に住む0歳以上の子を持つ保護者さん。
(○:小椋教育長)はい。そこはですね、明倫のPTA役員会に出かけた時もご意見いただいたんですけど、その明倫と成徳が来年、再来年に一緒になれるという状況ではないということはよくご理解いただいているので、そうであれば現在の保護者だけじゃなくて、幼稚園・保育園に子どもさんのおられる家庭も入れてもらったらどうかっていうようなご意見もいただいてておりまして、ごもっともですということで、現在はそういうふうに考えています。
(■:朝日新聞)広く一般市民にという考えはないということですか。
(○:小椋教育長)はい。
(■:朝日新聞)成徳と明倫の保護者と将来の保護者。
(○:小椋教育長)今まで議会からもたくさんご意見いただいておりますけれども、もうここまで来たら、保護者の気持ち、或いは子どもたちの気持ちを第一に決めたらどうかというところでたくさんご意見いただいていますので、その方針で市長とも協議をさせていただいて、その上で進めて参りたいというふうに思っています。
(■:朝日新聞)こないだ話に出ました、打吹・うつぶき・倉吉・中央・東・第一というのは、もうこれはなかったことっていうか。
(○:小椋教育長)いや、参考としてつけますのでそこの中からもちろん選んでいただいてもいいという形にしたいと思っています。
(■:朝日新聞)ただそれにとらわれずというか。
(○:小椋教育長)とらわれず、他のこういう校名がいいっていうことがあれば、出していただいて、それをいくつかに絞りたいと思います。
(■:朝日新聞)いくつかに絞るのは、教育委員会の方で絞るということでしょうか。
(○:小椋教育長)はい。教育委員会の中で原案を作って、定例教育委員会会議にもかけますし、もちろん市長にもご相談をかけながら進めて参りたいと思っています。
(■:朝日新聞)原案を作って、2学期中にアンケート。アンケートは各家庭ですかね。
(○:小椋教育長)各家庭ですね。
(■:朝日新聞)児童と保護者というか。
(○:小椋教育長)はい。各家庭というふうに考えてるのは、今おっしゃるように、そのご家庭の中で、子どもさんと親御さんとでよく話をしてもらって、これがいいんじゃないのっていうふうに決めてもらいたいなという思いがあります。
(■:朝日新聞)わかりました。
(○:石賀教育委員会事務局長)はい。ちょっと確認させていただいてもよろしいでしょうか。明倫と成徳というのは小学校区と考えていただいて。地区名でいいますと灘手含めますので。今の小学校は成徳地区と灘手地区となりますのでよろしくお願いします。
(■:朝日新聞)成徳と明倫の校区ですね。
(○:石賀教育委員会事務局長)はい。
(■:朝日新聞)分かりました。
(■:読売新聞)募集の時期は2学期ということで、もう2学期になっていますので、9月には募集するということですか。
(○:小椋教育長)そこまではまだ確定していません。でも2学期のうちに進めたいと。
役員会へ2回目の説明を今段取りをしているところで、前回ご意見をいただいたことで、こういうふうに今お話したような変更でどうかということをお伺いし、そのあとはそれぞれの学校の保護者全体の皆さんに説明会をしたいというふうに思っています。それから、地域の方々にもこういう方向で進めていきますという。例えば地域代表の方が集まられる会にも出向いて説明をしたいと、そういう手順がありますので。9月中というわけにはいかないと思います。9月中ぐらいの間に、今話してる説明をさせていただいて、その後ということになると思います。
(■:読売新聞)募集をかける前に説明会をやって、一応了承を得て、それで募集かけてアンケートと。ちょっと時間がかかりそうですが間に合うんですか。
(○:小椋教育長)大丈夫だと思います。12月の議会では、議案として出していただけるようにしたいと思っていますので。期間的には大丈夫だと思っています。
(■:日本海新聞)よろしいでしょうか。確認なんですけども。保護者へのアンケートっていうのは、2回行われるっていうことですかね。
(○:小椋教育長)そうですね。校名の応募があって、そのあとには、アンケートということですけど、2回目はアンケートというか投票という形になるだろうと思いますので、一番多いものに決定していくと。
(■:日本海新聞)一度目にそのまた新たな案を募って、二度目がその新たな案とこの前示されてた6案の中から候補が選ばれて一票入れて決めるという形ですか。前回の自分たちでも新しい案を出したいと言われたのがそのPTAの役員会でそういうような意見が出たということでしょうか。
(○:小椋教育長)両方ともでした。明倫の役員会でもそのような意見ありましたし、それから成徳のPTA役員会でもそういうご意見をいただいています。
(■:日本海新聞)またもう一度役員会でさらに説明されて、保護者全体に説明して、地域の代表にも説明をして、今後の流れ、それぞれの会合の了承を得るという形なんでしょうか。それとも、説明をしてこれでいくということになるんでしょうか。
(○:小椋教育長)こういう考え方で進めたいということをお示しした後に、どのようにおっしゃるかにもよりますけれども。もう基本は教育委員会主導で進めなさいということを言われていますので、進めていきたいというふうに思っています。
(■:日本海新聞)地域の学校から了承が得られない場合っていうのを想定できるかなとは思うんですが、そうなった場合、また再度やり方を再検討するということですか。
(○:小椋教育長)まだ、全部の地域代表ではありませんが、何人かの役職を持っておられる代表の方にはご説明に1回は行って、概ね了承はいただいておりますので進められるだろうと思っております。
(○:石賀教育委員会事務局長)了承といいますか、こういうことで進めていきますよということは、ご理解はいただいているということです。
(○:小椋教育長)そうなんですよね。記事になるときに了承したって書かれると、了承なんかしてないよって言われるときがあるんで。その前回のPTAの役員会には、ご意見を伺いに行ったんです。「こう考えていますけどどうですか」と。2回目のPTA役員会の時には「前回のご意見に基づいて進めたいと思っていますがどうでしょうか」と。了解がえられれば了解いただきたいという格好で進めたい。
(■:日本海新聞)新しく応募したいという意見が出た役員会というのは、教育委員会としては、この前示されたこの6案を軸に進めていきたいという説明の場だったんだけども、役員さんの方から逆にそういう意見が出てきたということですね。
(○:小椋教育長)そういうことです。
(■:日本海新聞)分かりました。
(■:朝日新聞)ごめんなさい。最後の名前を募集するのは、現在の保護者と、0歳以上の保護者で、その次アンケート実施する対象は同じですか。
(○:小椋教育長)同じで考えています。
(■:朝日新聞)わかりました。
(■:日本海新聞)0歳以上って何歳以下とか決まっていますでしょうか。0歳以上から何歳までの子どもを持つ家庭になるんでしょうか。中学生とかも含まれるんでしょうか。
(○:小椋教育長)小学校に子どもさんがおられる家庭ですから、11歳から12歳。何歳って上はちょっと言いにくいと思います。
(■:日本海新聞)中学生とかに聞かずに、未就学児と今学校へ通っておられる保護者さんっていうことになるんでしょうか。
(○:小椋教育長)現役の小学校の保護者がおられる家庭と、それから幼稚園・保育園に子どもさんがいらっしゃるご家庭です。
(■:日本海新聞)その校区内に住んでいる家庭。
(○:小椋教育長)はい。そうです。
(■:読売新聞)そうすると前回は、今の小学校の保護者とお子さんが多分アンケートの1票の対象だったんだけど、ちょっと対象が拡大するってことでそういうことですかね。0歳以上ですから。
(○:小椋教育長)はい。将来のことを考えれば拡大した方がいいんじゃないかという。
(■:読売新聞)その0歳以上の方も含めて、家庭で1票ということですよね。0歳から話が聞けるわけじゃないですけど、ご家庭で1票ということで。
(■:山陰中央新報)ちょっといいですか。新たに校名募集していくつかの案に絞るってことなんですかね。いくつかの案っていうのは、少なくとも6案以上っていうことでいいんですよね。
(○:小椋教育長)いや、私個人的には6案が多すぎると思っています。もう少し絞りたいと思っていますが、そこの絞り方のところは、ご指摘されるように非常に大事な過程だと思っていますので多くの方々や、それぞれの立場の方に、どういうふうに絞っていくかというところはご意見伺いながら決めていきたいと思っています。
(■:山陰中央新報)新たな募集っていうのは、これは6案を除いて、新しいアイディアがあったら出してくださいってことですか。それとも6案はもう込みで。
(○:小椋教育長)込みですね。北谷と高城の場合には、4案に絞られました。それも、数の多かったものだけじゃなくて、もう一回地域に返して選んでもらうという方法を取りたいって、統合準備委員会の皆さんが合意されて、一人しか応募がなかった案も含まれて、4案に絞りこむという作業をしていただきましたので、それに習いたいと思います。
(■:山陰中央新報)そうするとごめんなさい。その絞り込みの原案は教育委員会さんが作られると思うんすけど絞り込みっていうのは何かまた別の委員会があるってことですか。
(○:小椋教育長)いや、それは考えていません。
(■:山陰中央新報)絞り込みの選考基準みたいなのはどういうふうに今考えておられるんですか。
(○:小椋教育長)選考基準というそういうものは今までなかったと思います。だから応募の数が多かったものの順ということぐらいですね。
(■:山陰中央新報)それを踏襲するという感じですか。
(○:石賀教育委員会事務局長)応募いただく時にはきちんとその理由を明記をしていただいた上での応募をしてもらいます。それを教育委員会の中でしっかりと議論をしたいと思います。教育委員会っていうのは事務局ではなく、教育委員会が決めると。
(■:山陰中央新報)分かりました。

(■:NCN)その他ございますでしょうか。よろしいでしょうか。では、以上をもちまして、記者会見を終わりたいと思います。ありがとうございました。